ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した
- カテゴリ:艦上戦闘機MiG-29K/KUB


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月25日9時41分配信
【最初のミグ艦上戦闘機はロシア連邦海軍に受領された】
モスクワ、11月25日-ロシア通信社ノーボスチ
艦上戦闘機MiG-29K及びMiG-29KUBの最初の4機の量産機はロシア連邦海軍海洋航空隊に軍備採用された。
月曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表は発表した。
2012年2月、ロシア連邦国防省と公開株式会社「ロシア航空機製造組合ミグ」は、ロシア海軍海洋航空隊の為の24機の戦闘機MiG-29K/KUBを2015年までに供給する契約を締結した。
「公開株式会社ロシア航空機製造組合ミグは、海軍へ2機の単座航空機MiG-29Kと2機の複座航空機MiG-29KUBを引き渡しました」
ロシア軍当局の代理人は話した。
艦上戦闘機MiG-29K及びMiG-29KUBは第4++世代多機能航空機であり、艦船連合部隊の対空防衛、空中支配の獲得、高精度誘導兵器による水上並びに地上目標の撃破といった課題を昼夜並びにあらゆる気象条件下で解決する為に意図されている。
航空機の操縦性は改善され、かなりの部分に複合材料が使用されており、4重バックアップの航空機制御デジタル電気遠隔操作複合システム、電波位置特定可視範囲の大幅な縮小、より大きな燃料搭載システム及び戦闘兵器搭載量、オープンアーキテクチャの機上電子機器を有する。
MiG-29KUBの試作戦闘機の初飛行は2007年1月に実施された。
2009年にMiG-29K/KUBは重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の甲板上で一連の飛行試験を成功裏に実施した。

国家防衛発注により製造されたMiG-29KUB量産戦闘機の初飛行は2013年10月に行なわれた。
[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]
ロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」搭載用の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの供給契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]
ロシア海軍への納入は2013年から開始される計画でした。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]
ロシア海軍向けのMiG-29KUB量産1号機は2013年10月下旬に初飛行しました。
[ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した]
そして2013年11月下旬、当初の計画通りに2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)がロシア海軍航空隊へ引き渡されました。
今後は、2014年に8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUB、2015年に10機のMiG-29Kが引き渡される予定です。
艦上戦闘機MiG-29K(単座型)

艦上戦闘練習機MiG-29KUB(複座型)

単座型と複座型に外見上の違いは殆ど有りません。
単座型は、複座型の後部座席を撤去して燃料タンクを設置した点のみが異なっております。
これは、第4++世代のMiG-29発展型全てに共通する特徴です。
[新世代(第4++世代)MiG-29各タイプ]
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