工作船PM-56はシリアへ行く

『インタファクス』より
2013年11月23日15時08分配信
【タルトゥースへロシアの浮揚工場が行く】
モスクワ、11月23日、インタファクス.RU
地中海でロシア海軍グループを支援する為、黒海艦隊の浮揚工場と給油船が派遣される。
彼らは、既に同海域で当直に就いている然るべき船と交代する。
『インタファクス-AVN』が黒海艦隊司令部より伝えられた所によると、浮揚工場PM-56は土曜日(11月23日)にセヴァストーポリからタルトゥース港(シリア)へ向かった。
「イーゴリ・バクラジェが指揮するPM-56は、半年間に渡りシリアのタルトゥースに位置する海軍物資・技術供給所に寄港し、ロシア海軍の艦船の修理及び機器整備に従事します」
対談者は話した。
彼によると、遠距離航海の前夜、PM-56は、海洋への検査出航を行なった。
同船は、今年5月以降タルトゥースで任務を遂行しているPM-138と交代する。
対談者は、同船にはロシア連邦英雄ウラジーミル・ベリャフスキー大佐が率いる黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の対テログループが乗船している事を指摘した。
彼は、アレクサンドル・カシャラビが指揮するPM-138乗組員は、シリアでの悪化した政治的危機という状況下で彼らの任務を遂行した事を想い起した。
同船は数回に渡り、危機的状況が発生した為に海軍物資・技術供給所のスタッフを乗せて同港の泊地から出航し、その後、またタルトゥースへ戻った。
PM-138は、12月7日にはセヴァストーポリへ着くだろう。
加えて黒海艦隊司令部は、土曜日に中型海洋給油船「イマン」がセヴァストーポリから遠距離航海へ出発したと『インタファクス-AVN』へ話した。

「アレクサンドル・ゴロビンが指揮する予備役1等海佐給油船イマンは、まず初めにソチ水域へ赴き、数日間に渡り2014年のオリンピック開催エリアへ滞在し、艦船への支援を行ないます。
その後、給油船は指示された課題を解決する為に地中海へ向かいます」
対談者は伝えた。
彼によると、「イマン」は地中海で7月から艦船へ水、燃料、食料を提供している大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」と交代する。

「イワン・ブブノフ」は12月20日まで任務を遂行し、「イマン」の航海は2014年3月末まで続けられる。
対談者は、「イマン」船上には黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の対テログループが居る事を指摘した。
黒海艦隊の浮揚工場(工作船)PM-138は今年4月にセヴァストーポリを出航し、シリアのタルトゥースへ向かいました。

[工作船PM-138は地中海へ行く]
[ロシア海軍の工作船PM-138はボスポラス海峡を通過した]
ロシア黒海艦隊の工作船は交代でタルトゥースへ派遣されており、PM-138の前にはPM-56が派遣されていました。
PM-56は半年間に渡る任務を終えて今年5月初頭に帰港しました。
[ロシア黒海艦隊艦船の動向]
そして今回、再びPM-56がタルトゥースへ派遣されます。

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