ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフは2014年にロシア海軍へ引き渡される
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日14時30分配信
【ロシア連邦海軍は2014年に最初の「ボレイ」を受け入れる事を国防省は明らかにした】
モスクワ、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ
戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」は2014年にロシア連邦海軍の編制へ受け入れられる。
(ロシア)国防省下の(ロシア)海軍の代理人は説明した。
これに先立ち、同じ木曜日に、ロシア連邦海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク少将は、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までに海軍へ受け入れられると述べた。
「戦略原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフは2014年に海軍の編制へ受け入れられます」
国防省の代理人は話した。
既にプロジェクト「ボレイ」潜水艦のトップ-「ユーリー・ドルゴルーキー」は軍備採用されている。
国防省の代理人は、前日に「アレクサンドル・ネフスキー」が国家試験の海洋部門を完了している事を付け加えた。
この間にロケット艦の全てのシステム及び機器の点検が実施され、以前の海洋への出航中に明らかにされた問題点を取り除いた。
この潜水艦(アレクサンドル・ネフスキー)の海軍への引き渡しの準備は既に始まっている。
「原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーの受領証書への署名及び海軍旗掲揚は2014年初頭に予定されています」
「ウラジーミル・モノマーフ」に関しては、今年12月に工場航海試験を完了し、受け入れの為に国家受領委員会へ提示される。
「12月末に原子力潜水艦ウラジーミル・モノマーフの国家受領試験が始まります。
潜水艦は2014年に海軍へ引き渡されます」
国防省の代理人は説明した。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。
この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。
2011年10月22日、工場航海試験が開始されました。
2012年9月末に工場航海試験が完了し、その後、国家受領試験が開始されましたが、2012年中には完了しませんでした。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した]
2013年6月以降、国家受領試験が再開されました。
[セヴェロドヴィンスク造船所は2013年夏に3隻の原潜の海洋試験を行なう]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]
2013年9月6日に白海で弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]
2013年9月9日、セヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]
「アレクサンドル・ネフスキー」の国家受領試験の海洋部門は全て完了しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの海洋試験は全て完了した]
その後、11月21日に再び白海へ出航しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは白海へ出航した]
11月27日に帰港していますが、これは国家受領試験の最終点検だったようです。
今回のロシア国防省発表によると、「アレクサンドル・ネフスキー」は2014年初頭にロシア海軍へ引き渡され、海軍旗を初掲揚するとの事です。

「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工され、2012年12月30日に進水しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフ進水(セヴマシュ公式サイト)]
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは進水した]
乗組員は太平洋艦隊から集められました。
[新世代戦略原潜ボレイ級3番艦ウラジミール・モノマーフに電力が供給される]
2013年1月18日、「セヴマシュ」造船所の岸壁に係留されました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの係留試験が開始された]
5月下旬、陸上から蒸気を送り、蒸気タービン機関の試験が行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは蒸気タービン機関の試験を行なった]
6月10日、ロシア正教会の神父による祈祷式が執り行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは祝福を授けられた]
9月12日、最初の工場航海試験の為に出港しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの航海試験が始まった]
10月初頭にセヴマシュへ戻りました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは最初の航海試験を完了した]
記事中で触れられていますが、本日(11月28日)、ロシア海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク提督は、サンクトペテルブルクにおいて、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までにロシア海軍へ引き渡されると述べました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日10時59分配信
【潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」は今年末までにロシア海軍の編制へ加入する】
しかし今回のロシア国防省発表によると、「ウラジーミル・モノマーフ」のロシア海軍への引き渡しは2014年になります。
「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」は太平洋艦隊へ配備されます。
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]
太平洋艦隊の原潜基地ヴィリュチンスクでは、新世代原潜ボレイ級を受け入れる為のインフラ整備が進められています。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]
[ロシア海軍新世代原潜の為のインフラ建設は2013年末までに完了する]
11月28日、ロシア連邦軍東方軍管区司令官セルゲイ・スロヴィキン中将は、「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」が2014年に東方軍管区(隷下の太平洋艦隊)へ配備されると述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日7時52分配信
【2隻の原子力潜水艦は来年に東方軍管区へ軍備採用される】
その前日の11月27日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、8隻の「ボレイ」級戦略原潜が2020年までにロシア海軍へ引き渡されると改めて述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月27日20時24分配信
【8隻の戦略原子力潜水艦は2020年までに海軍へ受領されるとプーチンは述べた】
2013年11月28日14時30分配信
【ロシア連邦海軍は2014年に最初の「ボレイ」を受け入れる事を国防省は明らかにした】
モスクワ、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ
戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」は2014年にロシア連邦海軍の編制へ受け入れられる。
(ロシア)国防省下の(ロシア)海軍の代理人は説明した。
これに先立ち、同じ木曜日に、ロシア連邦海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク少将は、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までに海軍へ受け入れられると述べた。
「戦略原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーとウラジーミル・モノマーフは2014年に海軍の編制へ受け入れられます」
国防省の代理人は話した。
既にプロジェクト「ボレイ」潜水艦のトップ-「ユーリー・ドルゴルーキー」は軍備採用されている。
国防省の代理人は、前日に「アレクサンドル・ネフスキー」が国家試験の海洋部門を完了している事を付け加えた。
この間にロケット艦の全てのシステム及び機器の点検が実施され、以前の海洋への出航中に明らかにされた問題点を取り除いた。
この潜水艦(アレクサンドル・ネフスキー)の海軍への引き渡しの準備は既に始まっている。
「原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーの受領証書への署名及び海軍旗掲揚は2014年初頭に予定されています」
「ウラジーミル・モノマーフ」に関しては、今年12月に工場航海試験を完了し、受け入れの為に国家受領委員会へ提示される。
「12月末に原子力潜水艦ウラジーミル・モノマーフの国家受領試験が始まります。
潜水艦は2014年に海軍へ引き渡されます」
国防省の代理人は説明した。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。
この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。
2011年10月22日、工場航海試験が開始されました。
2012年9月末に工場航海試験が完了し、その後、国家受領試験が開始されましたが、2012年中には完了しませんでした。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した]
2013年6月以降、国家受領試験が再開されました。
[セヴェロドヴィンスク造船所は2013年夏に3隻の原潜の海洋試験を行なう]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]
2013年9月6日に白海で弾道ミサイル「ブラヴァー」発射試験を実施しましたが、失敗に終わりました。
[2隻のボレイ級戦略原潜の国家試験はSLBMブラヴァー試射失敗により中断される]
[発射に失敗したSLBMブラヴァーには遠隔測定器が装備されていなかった]
2013年9月9日、セヴェロドヴィンスクへ帰港しました。
[戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはセヴェロドヴィンスクへ戻った]
「アレクサンドル・ネフスキー」の国家受領試験の海洋部門は全て完了しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの海洋試験は全て完了した]
その後、11月21日に再び白海へ出航しました。
[ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは白海へ出航した]
11月27日に帰港していますが、これは国家受領試験の最終点検だったようです。
今回のロシア国防省発表によると、「アレクサンドル・ネフスキー」は2014年初頭にロシア海軍へ引き渡され、海軍旗を初掲揚するとの事です。

「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工され、2012年12月30日に進水しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフ進水(セヴマシュ公式サイト)]
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは進水した]
乗組員は太平洋艦隊から集められました。
[新世代戦略原潜ボレイ級3番艦ウラジミール・モノマーフに電力が供給される]
2013年1月18日、「セヴマシュ」造船所の岸壁に係留されました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの係留試験が開始された]
5月下旬、陸上から蒸気を送り、蒸気タービン機関の試験が行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは蒸気タービン機関の試験を行なった]
6月10日、ロシア正教会の神父による祈祷式が執り行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは祝福を授けられた]
9月12日、最初の工場航海試験の為に出港しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの航海試験が始まった]
10月初頭にセヴマシュへ戻りました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは最初の航海試験を完了した]
記事中で触れられていますが、本日(11月28日)、ロシア海軍総司令官代理ヴィクトル・ブルスク提督は、サンクトペテルブルクにおいて、「ウラジミール・モノマーフ」が今年末までにロシア海軍へ引き渡されると述べました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日10時59分配信
【潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」は今年末までにロシア海軍の編制へ加入する】
しかし今回のロシア国防省発表によると、「ウラジーミル・モノマーフ」のロシア海軍への引き渡しは2014年になります。
「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」は太平洋艦隊へ配備されます。
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]
太平洋艦隊の原潜基地ヴィリュチンスクでは、新世代原潜ボレイ級を受け入れる為のインフラ整備が進められています。
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]
[ロシア海軍新世代原潜の為のインフラ建設は2013年末までに完了する]
11月28日、ロシア連邦軍東方軍管区司令官セルゲイ・スロヴィキン中将は、「アレクサンドル・ネフスキー」と「ウラジーミル・モノマーフ」が2014年に東方軍管区(隷下の太平洋艦隊)へ配備されると述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月28日7時52分配信
【2隻の原子力潜水艦は来年に東方軍管区へ軍備採用される】
その前日の11月27日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、8隻の「ボレイ」級戦略原潜が2020年までにロシア海軍へ引き渡されると改めて述べています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年11月27日20時24分配信
【8隻の戦略原子力潜水艦は2020年までに海軍へ受領されるとプーチンは述べた】
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