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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月4日15時16分配信
【北方艦隊と黒海艦隊の艦は地中海で艦隊間演習を実施した】

本日(12月4日)、北方艦隊の2隻の艦-重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と合同での艦隊間演習を終えた。

この数日間、地中海西部海域及びキプロス島北方で重原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が率いる艦隊間戦闘艦支隊は、機動演習、様々な種類の航海命令書による再編成及び戦闘艦支隊の防衛といった課題を仕上げた。

更に巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、艦載兵器複合体の仮想使用及び艦載ヘリコプターKa-27を使用した支隊の艦の組織的対空並びに対潜防衛といった一連の訓練を実施した。

演習実施の予備評価によると、北方艦隊及び黒海艦隊の艦の乗組員は、単一管理下で様々な課題を成功裏に解決する準備が整っている事を証明した。

艦隊間協同要素への習熟は、ロシア海軍の艦が遠距離航海中に解決する主要課題の1つである。

合同活動中にロシア艦の乗組員は管理システム及び通信システムの機能を点検し、更には、様々な遠距離航海中に蓄積した実際の経験(についての情報)を交換する。

北方艦隊巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、11月10日から地中海ロシア海軍艦船グループを率いている。
連合部隊作戦司令本部の下には、単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦が含まれる。

地中海ロシア艦船グループには、合計で約10隻の様々なタイプの戦闘艦-ロケット巡洋艦、警備艦、揚陸艦、保障船が派出されている。

北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は10月22日に出航した。
遠距離航海中に巡洋艦は約5500海里を航行した。

巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の航海は、ロシア連邦国防省の要望の枠組みにおける世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍の軍艦の定期的滞在の再開という目的で実行され、数ヶ月間に渡って続く。


[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年9月に北極海への航海を実施しています。
[聖アンドレイの旗の下に]

2013年10月4日にはバレンツ海有翼ミサイル「グラニート」発射訓練を行ないました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]

2013年10月22日、大西洋への遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月7日、地中海中部において太平洋艦隊親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

11月18日、黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]

そして今回は、北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。

「ピョートル・ヴェリキー」は、現在キプロス島の北方海域に居るようです。
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