空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した
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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年12月5日10時36分配信
【嵐が収まるのを待っていた航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」はムルマンスク泊地に居る】
ムルマンスク、12月5日-ロシア通信社ノーボスチ
嵐が収まるのを待っていたインド海軍の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」はムルマンスク市のコラ湾に錨を降ろした。
西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐は発表した。
「水曜日夜、北方艦隊の小型ロケット艦アイスベルクはバレンツ海の暴風海域でインド海軍航空母艦と会合し、停泊所まで同行しました」
彼は伝えた。
前日夜、インド海軍航空母艦がバレンツ海で悪天候が収まるのを待っていた時、北方艦隊司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、業務寄港の為にムルマンスクへ到着するインド艦乗組員に対し、12月4日のインド海軍記念日への祝辞を述べた。
これに先立ち、12月3-4日にインドのフリゲート「トリカンド」と給油船「ディパーク」はムルマンスク港へ入った。
「インド艦船は12月8日までムルマンスクに滞在する予定です。
その後、燃料を補充した航空母艦ヴィクラマーディティヤ率いるインド海軍艦船支隊はロシア領海を去ります」
セルガは説明した。
11月26日、ロシアの造船企業「セヴマシュ」での大規模な再建造を経た航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)は、セヴェロドヴィンスクからインドの常時駐留場所へ向かった。
バレンツ海で航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」はインドのフリゲート「トリカンド」及び給油船「ディパーク」と会合した。
[空母ヴィクラマーディティヤ(旧ブログ)]
[空母ヴィクラマーディティヤ]


2013年11月16日、航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)はセヴェロドヴィンスクのセヴマシュ造船所でインド海軍へ引き渡されました。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]
その10日後の11月26日、移動準備を完了したR33「ヴィクラマーディティヤ」はインドへ向かう為にセヴェロドヴィンスクを出港しました。
[空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める]
[R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した]
[空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた]
[空母ヴィクラマーディティヤにロシア軍人は乗っていない]
セヴェロドヴィンスクを出た後、「ヴィクラマーディティヤ」は白海に投錨し、燃料補給と通関手続きを終えた後、12月2日に抜錨、ムルマンスクへ向かいました。
[空母ヴィクラマーディティヤは白海を抜錨し、ムルマンスクへ向かった]
しかし悪天候の為、ムルマンスクへの寄港は延期されました。
[空母ヴィクラマーディティヤはバレンツ海で天候の回復を待つ]
そして12月5日、「ヴィクラマーディティヤ」はコラ湾内(ムルマンスク沖)に投錨しました。

「ヴィクラマーディティヤ」に同行するインド海軍の艦船は、この2隻です。
フリゲート「トリカンド」

給油船「ディパーク」

「ヴィクラマーディティヤ」は、12月8日までムルマンスク沖に滞在します。
そのムルマンスク郊外に駐留しているロシア海軍の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、近い内(12月上旬?)に遠距離航海へ出発します。


[空母アドミラル・クズネツォフは遠距離航海の準備を終えた]
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