戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクで定期修理を行なう

『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2013年12月5日13時15分配信
【原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は水中音響被覆を修復する】
プロジェクト955(整理名「ボレイ」)原子力弾道ミサイル潜水艦のトップで北方艦隊の「ユーリー・ドルゴルーキー」は、セヴェロドヴィンスクの工場「セヴマシュ」での計画修理を予定している。
『中央海軍ポータル』独自の北方艦隊の情報提供者によると、潜水艦は水中音響ゴム被覆の修理を必要としている。
「 ユーリー・ドルゴルーキーは、通常の計画修理の為に到着しました」
セヴマシュ広報サービス部長エカテリーナ・ピリキナは伝えた。
「これは、以前の潜水艦の建造時から予定されていたものです。
従いまして、私は、何らセンセーショナルな事を貴方に申し上げる事は出来ません」
潜水艦で実行される作業の正確なボリュームについて、広報サービスは知らせなかった。
「ユーリー・ドルゴルーキー」が常時駐留場所であるガジエヴォへ戻ってくる予定時期についての情報は無い。
以前に『イタルタス』がロシア防衛産業企業体の情報提供者の談話を引用して報じた所によると、修理は少なくとも数ヶ月間に渡り、「各ユニット及び機器」に及ぶ。
しかし、『中央海軍ポータル』の情報筋は、潜水艦は2013年末にガジエヴォへ向かうと通知した。
トップのロケット原子力潜水艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は「セヴマシュ」の造船台で1996年11月に起工され、2008年2月に進水した。
2013年1月、潜水艦は広範囲の試験プログラムを完了し、ガジエヴォの北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された。
原子力潜水艦は試験中に20回以上海洋へ出航し、約20000海里を航行し、何度も弾道ミサイル発射を実施した。
建造費用は約230億ルーブルだった。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
ロシア第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年12月29日にロシア海軍へ納入され、2013年1月10日にロシア海軍旗の初掲揚式典が開催され、正式にへ就役しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
同日付で北方艦隊の第31潜水艦師団へ編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
「ユーリー・ドルゴルーキー」は就役後もセヴェロドヴィンスクに居たのですが、9月3日夜にセヴェロドヴィンスクを出港し、ガジエヴォへ向かいました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは9月6日に駐留基地ガジエヴォへ到着する]
9月6日、ガジエヴォへ到着しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォ基地へ到着した]
そして12月5日、定期修理の為、セヴェロドヴィンスクへ戻ってきました。
今回の記事によると、「ユーリー・ドルゴルーキー」は、艦首ソナー部分のゴムカバーを修復するとの事です。

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