ロシア海軍の警備艦スメトリーヴイはシリアの化学兵器を積載した貨物船を護衛する


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2013年12月19日15時30分配信
【シリアの化学兵器船団は(ロシア)海軍の軍艦「スメトリーヴイ」が率いる】
ロシア連邦海軍作戦連合部隊の一員である警備艦「スメトリーヴイ」は、船上に有毒物質を載せたデンマーク及びノルウェーのコンテナ船を護送する為の船団を率いる。
『インタファクス』は12月19日に軍事外交筋より伝えられた。
「それ(船団)は、移動中に(ロシア)海軍グループの一員である2隻の大型揚陸艦が加わります。
船団の統制活動は、巡洋艦ピョートル・ヴェリキー艦上に展開する地中海グループ司令部により実施されます」
対談者は話した。
彼は、護衛のロシア艦は、未だラタキアに到着していないと説明した。
「スメトリーヴイ」は来週にキプロスのリマソールへ寄港し、数日間物資を補充する。
化学兵器のラタキア港への輸送を保障する為、ロシアは50両の全輪駆動トラック、15両の全輪駆動装甲トラック、20個のタンク、52のテント、13の野外キッチンを提供した。
黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は、9月12日にセヴァストーポリを出港し、地中海へ向かいました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向けて出港した]
地中海に出た後はギリシャを訪問しました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャを訪れた]
その後、イタリアを訪れてイタリア海軍と合同演習を実施し、11月19日にはフランスのトゥーロンを訪問しました。
その「スメトリーヴイ」ですが、近い内にシリアのラタキア港から搬出される化学兵器を乗せた貨物船を護衛するとの事です。
『毎日新聞』より
【OPCW:シリア化学兵器国外搬出 ロシア海軍が護衛】
護衛にあたるロシア海軍の軍艦が「スメトリーヴイ」です。
ロシア海軍地中海作戦連合部隊旗艦を務めている北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、現在エーゲ海に居ます。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]
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