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空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月20日16時30分配信
【ノルウェー海において艦載ヘリコプターは北方艦隊の航空巡洋艦の甲板からフライトを実施した】

本日(12月20日)も艦載ヘリコプターKa-27乗員は、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の甲板からの計画フライトの実行を継続する。

飛行任務においては、北方艦隊航空艦グループの編制へ加わっている航空巡洋艦の甲板及び大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」の艦上からのヘリコプターKa-27の離着艦への習熟が提供された。

昨日には、天候偵察の為の艦載ヘリコプターの最初の発進が「アドミラル・クズネツォフ」甲板から実行された。

現在は巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦内で座学に従事している艦上戦闘機航空連隊の海洋飛行士は、近い内に好天下でフライトを実施する。
技術スタッフは、艦上戦闘機Su-33及びSu-25のフライトの準備を行なっている。

航空艦グループに属する戦闘艦及び保障船の乗組員は、既に、航行中の艦内でのダメージコントロール、対潜及び対空防衛の実施、船舶航行の多い海域や漁場における機動演習といった一連の艦内演習を仕上げている。

重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」が率いる北方艦隊航空艦グループは、12月17日にセヴェロモルスクから遠距離航海へ出発した。
その構成には、航空巡洋艦の他に大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、そして保障船-救助曳船「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、「カーマ」 が含まれている。

遠距離航海においては艦上航空隊の完全な戦闘訓練が提供され、世界の大洋の様々な気候帯で行動する。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]


今回の北方艦隊航空艦グループ(空母機動部隊)は、この6隻で構成されています。

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


「アドミラル・レフチェンコ」「オレネゴルスキー・ゴルニャク」以外の船は、前回の「アドミラル・クズネツォフ」地中海遠征にも参加しています。
[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]
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