戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクでの修理を終えた

『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2013年12月24日13時57分配信
【セヴマシュは原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」の修理を完了した】
プロジェクト955(整理名「ボレイ」)原子力弾道ミサイル潜水艦のトップで北方艦隊の「ユーリー・ドルゴルーキー」は、水中音響ゴム被覆の交換作業を完了した。
『中央海軍ポータル』は、独自の北方艦隊の情報提供者より伝えられた。
近い内に潜水艦は浮きドック「スホーナ」を出渠し、ガジエヴォへ向かう。
修理作業を実施した公開株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービスはコメントを控えた。
12月初頭に『中央海軍ポータル』がセヴマシュ広報サービス部長エカテリーナ・ピリキナから伝えられた所によれば、「ユーリー・ドルゴルーキー」は、通常の計画修理の為に同社へ到着した。
以前に『イタルタス』がロシア防衛産業企業体の情報提供者の談話を引用して報じた所によると、修理は少なくとも数ヶ月間に渡り、「各ユニット及び機器」に及ぶ。
しかし、『中央海軍ポータル』の情報筋は、潜水艦は2013年末にガジエヴォへ向かうと通知した。
トップのロケット原子力潜水艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は「セヴマシュ」の造船台で1996年11月に起工され、2008年2月に進水した。
2013年1月、潜水艦は広範囲の試験プログラムを完了し、ガジエヴォの北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された。
原子力潜水艦は試験中に20回以上海洋へ出航し、約20000海里を航行し、何度も弾道ミサイル発射を実施した。
建造費用は約230億ルーブルだった。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
ロシア第4世代戦略原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」級の1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年12月29日にロシア海軍へ納入され、2013年1月10日にロシア海軍旗の初掲揚式典が開催され、正式にへ就役しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
同日付で北方艦隊の第31潜水艦師団へ編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
「ユーリー・ドルゴルーキー」は就役後もセヴェロドヴィンスクに居たのですが、9月3日夜にセヴェロドヴィンスクを出港し、ガジエヴォへ向かいました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは9月6日に駐留基地ガジエヴォへ到着する]
9月6日、ガジエヴォへ到着しました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはガジエヴォ基地へ到着した]
そして12月5日、定期修理の為、セヴェロドヴィンスクへ戻ってきました。
[戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはセヴェロドヴィンスクで定期修理を行なう]
「ユーリー・ドルゴルーキー」は、「セヴマシュ」の浮きドック「スホーナ」に入渠し、艦首ソナー部分のゴムカバーを交換しました。

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