重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2013年12月30日14時36分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はロシア海軍地中海グループの一員としての任務遂行を再開する】
北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、リマソール港(キプロス)への業務寄港を完了し、地中海で常時活動するロシア艦グループの一員としての任務遂行を再開する。
外国の港へのロシア艦の停泊中、ロシア連邦キプロス共和国臨時特命全権大使スタニスラフ・オサジチー、更には、キプロス共和国のロシア大使館の職員及び家族が訪れた。
重原子力ロケット巡洋艦のリマソール港への滞在中、船員は食料の在庫を補充した。
この他、彼らの為に、地元の観光名所を訪問する広範囲に渡る旅行プログラムと2ヶ月以上に渡る航海の後の沿岸での休養が用意された。
遠距離航海任務を遂行しているロシア巡洋艦の乗組員の為、リマソール訪問は外国の港への最初の寄港となった。
2日後、北方艦隊船員は地中海で2014年の新年を迎える。
巡洋艦の乗組員は、伝統に則りジェド・マロースからの挨拶を受け、新年夜の当直の定期勤務に就いている全ての水兵は、甘い贈り物を受け取る。
巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の遠距離航海は2013年10月22日に開始され、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を出航した。
巡洋艦には単一計画下で行動する北方艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、太平洋艦隊の艦船が含まれる作戦連合部隊司令部が配置されている。
遠距離航海中に巡洋艦は8000海里以上を航行した。
巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域における海軍の軍艦の定期的滞在の再開という目的で実行され、数ヶ月間に渡って続く。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]
10月28日、アイルランド島西方海域に到達しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはアイルランド沖に居る]
10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]
11月7日、地中海中部において太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]
11月10日、黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
11月18日、黒海艦隊の大型揚陸艦「ヤーマル」との合同演習を完了しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは黒海艦隊の揚陸艦との合同演習を行なった]
12月4日、北方艦隊の大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」及び黒海艦隊の大型揚陸艦「ヤーマル」と演習を実施しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロス島北方海域で演習を行なった]
12月18日にはバルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と合同演習を行ないました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはエーゲ海で演習を行なう]
12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]
そして12月30日、リマソールを出港しました。
「ピョートル・ヴェリキー」は、2014年の新年を地中海東部で迎える事になります。

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