ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海で新年を迎えた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年12月31日18時47分配信
【ジェド・マロースは地中海の太平洋艦隊将兵を祝福した】
太平洋艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」率いる戦闘艦支隊は、祖国の沿岸を遠く離れた地中海で戦闘勤務を続けている
戦闘艦支隊指揮官イーゴリ・スモリャク1等海佐の報告によれば、気象条件は航行に最適である。
艦には、衛星通信チャンネルが常時設置されている。
その助けを借りれば、各々の太平洋艦隊船員は、地中海エリアから自分の家族を呼び出す事が出来る。
新年の前夜、船室では、最高の新年の飾り付けを決定する為のコンクールが行なわれた。
12月31日の祭日、テーブルでは、伝統的なロシアのペリメニが船員を待っていた。

当直に就いていない全ての船員は艦のヘリコプター甲板に集合した。
そこには、美しく飾られた新年のモミの木が特別に設置されていた。
支隊司令部は乗組員を祝福し、軍最高司令官(大統領)からの祝辞と海軍司令部及び太平洋艦隊司令部からの電文を読み上げた。
(イベントの)公式部分が終わった後、御伽噺の登場人物であるジェド・マロース(ロシア版サンタクロース)が出演する演劇が上演され、行く年と来る年を表現した。
プログラムの実行中には、沢山のクイズと賞品が有った。
[ロケット巡洋艦ワリャーグ地中海遠征(2013年8月-)]
太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、8月末にペトロパブロフスク・カムチャツキーを出港しました。
当初は、オーストラリアへ行く予定でした。
[太平洋艦隊のロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリアへ行く]
9月上旬の時点で太平洋中部に居ました。
[ロシア太平洋艦隊の艦船は遠海ゾーンで任務を遂行する]
しかし9月中旬、インド洋へ向かうと発表されました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋(アデン湾)へ向かう]
10月1日、インド洋へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインド洋へ入る]
10月4日、スリランカのトリンコマリー港へ寄港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを訪れた]
10月8日にトリンコマリー港を出港し、アデン湾へ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・ロケット巡洋艦ワリャーグはスリランカを去り、アデン湾へ向かった]
10月14日、オマーンのサラーラ港へ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオマーンのサラーラへ寄港した]
その後、アデン湾と紅海を通り抜け、11月2日にスエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海へ入った]
11月7日、地中海中部において北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは地中海中部で合流した]
11月11日、エジプトのアレクサンドリアへ入港しました。
[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアレクサンドリアを訪れた]

その後の動向は報じられていませんでしたが、現在も地中海に滞在しており、ここで2014年の新年を迎えました。
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