ロシア海軍の大型揚陸艦2隻は地中海から黒海へ戻る

『黒海ニュース』より
2014年1月3日11時05分配信
【2隻のロシア大型揚陸艦はシリアから黒海へ戻る】
2014年1月2日、北方艦隊の大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」と、もう1隻の大型揚陸艦がボスポラス海峡を北上し、黒海方面へ向かいました。

もう1隻の大型揚陸艦は、おそらくは黒海艦隊の「ヤーマル」のようです。
この2隻は、2013年12月下旬に黒海沿岸ノヴォロシースクを出港し、地中海へ向かいました。
ロシア海軍の大型揚陸艦は、ノヴォロシースクとシリアのタルトゥースを往復しています。
2013年12月末の時点で地中海にはロシア海軍の大型揚陸艦4隻-「ヤーマル」(黒海艦隊)、「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)、「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)が居ましたが、「アレクサンドル・シャバリン」は既に母港バルチースクへの帰路に就いています。
[バルト艦隊の大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンはスペインのセウタ港を去り、母港バルチースクへ向かった]
そして「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」と「ヤーマル」も黒海へ戻ったので、現在、地中海に居るのは「ニコライ・フィリチェンコフ」だけのようです。
なお、現在、バルト艦隊からは大型揚陸艦「カリーニングラード」が地中海へ向かっています。
この他、北方艦隊の大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」が重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」に随伴し、地中海へ向かっています。
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