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給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年1月20日18時56分配信
【北方艦隊の給油船「セルゲイ・オシポフ」はアルジェリアへの業務寄港を行なった】

本日(1月20日)、地中海において北方艦隊航空艦グループの一員として任務を遂行している大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」は、アルジェリア民主主義人民共和国首都:アルジェ港への業務寄港を行なった。

外国の港へのロシア船の滞在中に船上をアルジェロシア連邦特命全権大使アレクサンドル・ゾロトフが訪れる予定である。

寄港中、更に給油船の司令グループとアルジェリア海軍の海軍区が相互に表敬訪問する。

寄港計画では、更に食料及び新鮮な水の補充が提供される。
ロシア人船員は、地元の観光名所を見学し、アルジェリア軍博物館を訪れ、沿岸で休養する機会を得る。

大型海洋複合補給タンカー「セルゲイ・オシポフ」(1997年まで「ドニエストル」)は、1973年に北方艦隊の一員となった。
満載排水量22000トン以上、全長162メートル、幅21メートルである。
タンカーには、海上並行航行方式の貨物移送装置が装備されている。
戦闘艦へ様々な種類の燃料及び潤滑剤、飲料、ボイラー用水、更には乾燥貨物及び食料の補給が可能である。

給油船「セルゲイ・オシポフ」は、ロシア海軍の軍艦の大西洋、北極海、そして地中海への遠距離航海を何度も支援している。


[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空艦グループは2013年12月17日に出航し、2014年1月15日にジブラルタル海峡を越えて地中海へ入りました。
給油船「セルゲイ・オシポフ」も随伴していました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

その「セルゲイ・オシポフ」は、1月20日に物資補充の為、アルジェリアアルジェ港へ入港しました。

ここで食料と水を補充(つまり購入)し、洋上へ戻って「アドミラル・クズネツォフ」などへ補給するのでしょう。
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