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空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する


『イタルタス』より
2014年1月24日12時46分配信
【巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」航空グループは地中海で空中戦闘演習を実施する】
モスクワ、1月24日/イタルタス

金曜日(1月24日)、北方艦隊海洋航空隊独立艦上戦闘機航空連隊の艦上飛行士は、地中海で任務を遂行している重航空巡洋艦「ソヴィエト連邦海軍元帥クズネツォフ」甲板からのフライトを開始した。
西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐が述べたように、飛行ルートは、更にバレアレス諸島南方へ移動する。

「フライトにおいては、空中戦闘、高速目標の迎撃、更には高度かつ複雑な飛行術形態の向上といった要素が仕上げられます。
艦上戦闘Su-33の20回以上の発進が計画されており、航空グループの飛行士は、総計で約24時間に渡り空中に滞在する事になります」

彼は話した。

大西洋で実施された前回の飛行勤務中、ユーリー・スースロフ中佐は艦の甲板へ100回目の着艦を行なった。
このような経験は、これまでに「アドミラル・クズネツォフ」艦内で3名の飛行士のみが有していた。
それは、ロシア英雄イーゴリ・マトコフスキー大佐、パーヴェル・ポドグゾフ中佐とパーヴェル・プリャドコ中佐である。

北方艦隊航空艦グループの遠距離航海は、(2013年)12月17日に始まった。
それは、重航空巡洋艦「ソヴィエト連邦海軍元帥クズネツォフ」に加え、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」保障船が関わっている。


[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]

[北方艦隊航空艦グループ]指揮官ヴィクトル・ソコロフ少将
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」
救助曳船「ニコライ・チケル」
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」
中型海洋給油船「カーマ」


その後、ノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはノルウェー海でヘリコプターの発着訓練を行なった]

「アドミラル・クズネツォフ」と随伴艦船はノルウェー海サイクロンに遭遇しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはサイクロンの中を通過する]

2014年の新年は北東大西洋(正確にはスコットランド沖)で迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは大西洋で新年を迎える]
[2013年12月末にブリテン駆逐艦はスコットランド沖で空母アドミラル・クズネツォフを追跡した]

2014年1月初頭、北海において艦上戦闘機Su-33の飛行訓練が行なわれました。
[空母アドミラル・クズネツォフは北海で艦上戦闘機Su-33の飛行訓練を実施した]

1月10日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは英仏海峡を通過し、ジブラルタル海峡へ向かった]

その後、フランス海軍と合同演習を実施しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入る前にフランス海軍と合同演習を行なった]

1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]

1月20日、地中海就役(海軍旗初掲揚)23周年の記念日を迎えました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海で就役23周年を迎えた]

同日、航空艦グループ給油船「セルゲイ・オシポフ」は物資補充(現地で購入)の為にアルジェリアアルジェ港へ入港しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]

1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]

そして翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練が始まりました。
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