fc2ブログ

ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した

Yahooブログ『ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課』に新たな記事を投稿できない為、急遽、休眠状態だったFC2ブログを再起動する事になりました。



『ロシア通信社ノーボスチ』英語版より。
【北方艦隊は、近代化された対潜機を取得した】
モスクワ、3月5日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍北方艦隊は、電子情報収集(エリント)任務を遂行する為に近代化されたイリューシンIl-38N対潜航空機を受領し、勤務に就く。
北方艦隊報道部スポークスマンのワジム・セルガ大佐は月曜日に語った。

「近代化されたIl-38Nは、北方艦隊の航空基地で勤務に就く為に受領されました」
彼は言った。
「これは、広範囲にわたる戦闘機能を有しております。
これらの航空機は、科学的海洋調査、水中及び空中偵察を行う為、北氷海の磁場および重力フィールドのマッピングに使用できます」
彼は付け加えた。

彼は、この航空機が北方艦隊に配備される同タイプの最初の機体であるかどうかについては説明しなかった。

情報提供者がロシア通信社ノーボスチに伝えた所によると、艦隊のIl-38Sの大部分は、新たな規格に近代化される。

Il-38Nは、半径320キロ以内で目標を探知し、水中、海上、空中目標をレーダー観測できる「ノヴェッラ」センサーシステムが装備されている。

「ノヴェッラ」システムには、2人のオペレーターを乗せたデジタルコンピュータが含まれる。
システムは更に、新たな高解像度熱画像システム、磁気変化探知システム、光学探知システム(レーザー、TV、熱線チャンネルを含む)、重力変化探知機、その他の機器を有している。
(2012年3月5日12時25分配信)



12-0305a


『イリューシン名称記念航空機試作設計局』公式サイトより。
【Il-38N低翼機】

Nは「ノヴェッラ」Новелла(短編小説、新規追加条項)の略です。

『WAFARE.RU』より。
【Il-38基地対潜航空機】

対潜哨戒機イリューシンIl-38は、太平洋艦隊に7機(カムチャツカに4機、沿海地方に3機)、
北方艦隊に8機が配備されているとの事です。

これらのIl-38がIl-38N仕様に近代化されるようです。
関連記事
スポンサーサイト