重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは航空母艦ヴィクラマーディティヤの経験を基に近代化される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月30日9時58分配信
【「ヴィクラマーディティヤ」の経験は「アドミラル・ナヒーモフ」の修復に役立てられる】
モスクワ、1月30日-ロシア通信社ノーボスチ
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、インドの航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」近代化の経験を基に修復される。
木曜日、「セヴマシュ」広報サービスは伝えた。
「ヴィクラマーディティヤの修理及び再装備で得られた経験は、重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化の為に役立てられます。
更に、インドの航空母艦及びプラットフォーム"プリラズロムナヤ"の保証サービスが行なわれます」
同社広報サービスは、今年(2014年)の計画についての声明において、こう述べた。
2020年までに採択される国家軍備プログラムに沿って、国家防衛発注を通じ「セヴマシュ」の仕事量は200パーセントに達する見込みである(同社は指摘した。
これに関し、労働者チームの人数の削減は計画されていない。
「加えて、新たな艦の建造の展開に際し、更に8500名の生産労働者を得る事になるでしょう」
広報サービスは声明で述べた。
「セヴマシュ」は、2013年に原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」と「アレクサンドル・ネフスキー」(プロジェクト「ボレイ」)が(ロシア)海軍へ受領され、海洋耐氷固定プラットフォーム「プリラズロムナヤ」がペチョラ海の大陸棚で石油の生産を開始し、インド共和国海軍へ近代化された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」を引き渡した事を想起した。
今年(2014年)、「セヴマシュ」は、2018年にロシア海軍の戦闘編制へ加わる「アドミラル・ナヒーモフ」の修理及び近代化を開始する。
プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為の契約は、2013年5月にロシア連邦国防省と「セヴマシュ」造船所との間で締結されました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
既に各種機器の撤去作業が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍へ復帰する]
[原子力巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの搭載機器が撤去される]
現用兵器の撤去後、新型のミサイル兵器(有翼ミサイル「カリブル」と高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」)が装備されます。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはカリブルとポリメント・リドゥートを装備する]
[近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは80発の有翼ミサイルを搭載する]
現在、本格的な近代化改装作業を行なう為、セヴマシュ造船所の貯水池(屋外特設船台)への入渠準備を進めています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはドック入りの準備を進めている]

2013年11月16日にインド海軍へ就役した航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)も、この貯水池で近代化改装工事が行なわれました。
近代化前(重航空巡洋艦バクー/アドミラル・ゴルシコフ)

近代化後(航空母艦ヴィクラマーディティヤ)

「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装終了後、同型艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まります。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装完了後、同型艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装が始まる]
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