フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年2月に進水する

『イタルタス』より
2014年1月30日17時24分配信
【警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2月に進水する】
カリーニングラード、1月30日/イタルタス特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ
警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」-ロシア海軍の為にカリーニングラードの造船工場「ヤンターリ」で建造されている5隻のプロジェクト11356の1隻目-は、2月に進水する。
イタルタスは、木曜日に同社の広報秘書官セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。
海上で「警備艦」の建造は続けられ、係留試験の準備-設置物の品質と機器及びシステムの動作の点検-が行なわれる。
警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2010年12月18日に「ヤンターリ」で起工された。
[プロジェクトについて]
国防省と署名した2つの契約の枠組みにおいて、カリーニングラード造船所は、5隻の同プロジェクト戦闘艦をロシア海軍の為に建造する。
「ヤンターリ」の船台には、更に4隻のフリゲートが在る:「アドミラル・エッセン」は2011年7月8日に起工され、「アドミラル・マカロフ」は2012年2月29日、「アドミラル・ブタコフ」は2013年7月12日、「アドミラル・イストミン」は2013年11月15日に。
北方計画設計局により開発された「警備艦」シリーズ全ての建造を工場は2016年までに完了させなければならない。
プロジェクト11356警備艦は、大洋及び海洋エリアで敵の水上艦及び潜水艦を相手に戦闘活動を実施し、空中攻撃手段による攻撃からの防衛、単独或いは艦船部隊の一員として船舶を護衛する為に設計されている。
沿バルト造船工場「ヤンターリ」は1945年7月8日に設立された。
小型-中型の軍用及び民間用の船の建造、更には艦船修理作業の実施を専門としている。
68年の間に工場は157隻の戦闘艦及び500隻以上の民間船を建造した。
同社の株式は国営法人「統合造船業営団」が保有している。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]
プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)は、インド海軍向けに設計・建造されたプロジェクト11356「タルワー」級フリゲートのロシア海軍向けヴァージョンです。
インド海軍向けの6隻は、2003年6月~2013年6月までに全て引き渡されています。
現在までにプロジェクト11356Rは5隻が起工されています。
[プロジェクト11356R警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」で建造
「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2014年2月進水予定/2014年就役予定
「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年就役予定
「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年就役予定
「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/2016年就役予定
「アドミラル・イストミン」Адмирал Истомин:工場番号01361
2013年11月15日起工/2016年就役予定
プロジェクト11356Rは、高射ミサイル「シチーリ」と有翼ミサイル「カリブル」を装備します。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為の対空ミサイルは2014年から受領される]
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為のカリブル発射機が製造される]
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