ロシア海軍はソチ冬季オリンピック警護の艦艇を増やす
- カテゴリ:ロシア海軍ニュース

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月5日9時09分配信
【ロシア連邦海軍はソチオリンピック警護の為の艦艇グループを増加する】
2月4日、黒海艦隊の赤旗水域保護旅団の4隻の艦は海洋へ出航し、ソチオリンピック警護へと向かった。
『中央海軍ポータル』は黒海艦隊の情報提供者より伝えられた。
小型対潜艦戦術グループ(指揮官アンドレイ・フサイノフ2等海佐)は、ウラジーミル・コロブコフ3等海佐が指揮する小型対潜艦「アレクサンドロヴェツ」、セルゲイ・テカチャ3等海佐が指揮する小型対潜艦「ムーロメツ」が含まれている。
海上の「ムーロメツ」には戦術グループ司令官代理ワジム・ジャヌンツ3等海佐が乗っている。
海洋掃海艦戦術グループはアレクサンドル・アリホビク2等海佐に率いられる。
グループにはアントン・チョチカロ大尉が指揮する海洋掃海艦「コロヴェツ」とアンドレイ・カルマエフ中尉が指揮する海洋掃海艦「トゥルビニスト」が含まれる。
オリンピック警護任務を割り当てられた小型対潜艦「ムーロメツ」は、2013年の黒海艦隊で対潜、対水中破壊工作、対魚雷、対空防衛準備において最高の艦であると認められた事は注目に値する。
赤旗水域保護旅団(司令官代行アレクセイ・スヴィリデンコ2等海佐)の艦は、以前にオリンピック海域警護の為に出航した黒海艦隊の他の艦艇へ加わる。
2月4日、『中央海軍ポータル』は、前日に黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」と黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」が冬季オリンピック大会開催地域の海域及び空域を警護する為にセヴァストーポリを出航したと伝えられた。
艦隊の他の艦艇も出港準備を整えている。
冬季オリンピック大会は2014年2月7日から23日まで、パラリンピック大会は3月7日から16日までソチで開催される。
【ソチオリンピック公式サイト】
第22回オリンピック冬季競技大会(ソチオリンピック)は、2014年2月7日から23日までロシアのソチ市で開催されます。
会場はソチ市の沿岸に建設されたオリンピックスタジアムとクラースナヤ・ポリャーナです。
オリンピックスタジアムは海岸に面している為、ロシア連邦海軍・黒海艦隊所属の艦艇9隻と、ロシア連邦保安庁・境界線警備隊の艦艇8隻が海上警備任務に就きます。
[17隻のロシア艦艇がソチ冬季オリンピックを護る]
これに加え、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」と警備艦「プイトリーヴイ」もオリンピック警護任務に就く事になりました。
[親衛ロケット巡洋艦モスクワと警備艦プイトリーヴイはソチ冬季オリンピックを護る]
そして更に4隻の艦がセヴァストーポリからソチへ向かいました。
小型対潜艦「アレクサンドロヴェツ」

小型対潜艦「ムーロメツ」

海洋掃海艦「コロヴェツ」

海洋掃海艦「トゥルビニスト」

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