給油船セルゲイ・オシポフはキプロスへ寄港した

『イタルタス』より
2014年2月6日12時28分配信
【北方艦隊の給油船「セルゲイ・オシポフ」はリマソールへの寄港を行なった】
モスクワ、2月6日/イタルタス
地中海の北方艦隊航空艦グループの一員である大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」は、キプロスのリマソール港への業務寄港を行なった。
本日、イタルタスは西方軍管区下の北方艦隊広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐より伝えられた。
「外国の港へのロシア船の滞在中、乗組員は食料及び新鮮な水の在庫補充を実施します」
彼は話した。
加えてロシア船員には短い休養と、キプロスの観光名所:歴史・考古学博物館の訪問、更にはリマソール市の美術館を見学する機会が与えられる。
セルガが指摘したように、リマソール港への給油船「セルゲイ・オシポフ」への寄港は、北方艦隊艦船のキプロス訪問の第3番目となる。
以前、業務寄港の枠組みにおいて大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」と重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が同港を訪問した。
給油船「セルゲイ・オシポフ」を含む海軍航空艦グループは(2013年)12月17日に北方艦隊主要基地を去り、乗組員は約5500海里を航行した。
以前、1月の第3週に大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」は、アルジェリアへの業務寄港を行なった。
大型海洋複合補給タンカー「セルゲイ・オシポフ」(1997年まで「ドニエストル」)は、1973年に北方艦隊の一員となった。
満載排水量22000トン以上、全長162メートル、幅21メートルである。
タンカーには、海上並行航行方式の貨物移送装置が装備されている。
戦闘艦へ様々な種類の燃料及び潤滑剤、飲料、ボイラー用水、更には乾燥貨物及び食料の補給が可能である。
給油船「セルゲイ・オシポフ」は、ロシア海軍の軍艦の大西洋、北極海、そして地中海への遠距離航海を何度も支援している。
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空艦グループは2013年12月17日に出航し、2014年1月15日にジブラルタル海峡を越えて地中海へ入りました。
給油船「セルゲイ・オシポフ」も随伴していました。
2014年1月20日にはアルジェリアのアルジェ港へ寄港し、物資を補充しました。
[給油船セルゲイ・オシポフはアルジェリアへ寄港した]
そして2月6日、物資補充の為、地中海東部のキプロスのリマソール港へ寄港しました。
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