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ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後半部分は2014年4月末-5月初頭に進水する

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『アルムス-タス』より
2014年2月9日16時03分配信
【ロシアの2隻目の「ミストラル」型揚陸艦の後半部分の進水は4月末-5月初頭に予定されている】
ニューデリー、2月9日(アルムス-タス)

「バルト造船工場」で建造されているロシアの2隻目の「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦(DVKD-2)後半部分の技術的準備状態は約60パーセント強である。
イタルタスは、ロシア防衛産業企業体の消息筋より伝えられた。

彼によると、3月末-4月初頭には船体後部の組み立てが完了し、4月末-5月初頭には進水する予定である。
5月中に後部の艤装作業が実施される:通信ケーブルの敷設、照明の提供、機器のインテグレート。
6月、契約条件に基づいて、DVKD-2後半部分は、前半部分との接合の為、サンクトペテルブルクからフランスサンナゼール市の造船所へ移送される。

「セヴァストーポリ」と命名されたDVKD-2は(ロシアへ)戻り、2015年11月にロシアへ提供される。
1番艦「ウラジオストク」は、今年11月にクロンシュタットへ来るものと見られている。
サンナゼールから到着した「ミストラル」は、約1年間掛け、ロシア連邦国防省の要求に沿って完成させる。


[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]

ロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」(の前半部分)は、2013年6月18日にフランスサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]
現在は、かなり工事が進んでいます。
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同艦の後半部分は、2013年7月4日にロシアバルト工場(サンクトペテルブルク)で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]
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今回の記事によると、バルト工場で建造中の「セヴァストーポリ」後半部分は、2014年4月末-5月初頭には進水し、6月にはフランスサンナゼール造船所へ回航されるとの事です。

サンナゼール到着後、「セヴァストーポリ」は、2014年10月までに船体の前部と後部が結合されます。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリは2014年10月に結合され進水する]

「セヴァストーポリ」は、2015年11月にロシアへ引き渡される予定です。


一方、ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造された「ウラジオストク」後部は2013年6月26日に進水し、7月8日にフランスサンナゼールへ向けて出発しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]

「ウラジオストク」後部は7月23日にサンナゼールへ到着しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部はサンナゼールへ到着した]

結合された「ウラジオストク」は2013年10月15日に進水しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは進水した]

「ウラジオストク」は、2014年11月1日にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ヘリ空母ウラジオストクは2014年11月1日にロシア海軍へ納入される]

その後、約1年間かけてロシア製兵装インテグレートが行なわれます。
[ミストラル級へのロシア製兵装のインテグレートには約1年を要する]


なお、「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」の乗組員は、ロシア太平洋艦隊から集められます。
[ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する]
これは、2隻とも太平洋艦隊へ配備される事を意味します。
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