ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった
- カテゴリ:ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル級

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年2月11日14時07分配信
【ウラジオストクで「ミストラル」の為の埠頭の土台の最初の杭が打ち込まれた】
ウラジオストク、2月11日-ロシア通信社ノーボスチ
火曜日、「ミストラル」型ヘリコプター空母の為の埠頭の土台の最初の杭はウラジオストクのウリス湾で打ち込まれた。
作業中、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグが視察した。
特殊建設第4総管理部長ミハイル・タシルクは、準備作業の完了をショイグに報告し、ちょうど1年前、大臣がカムチャツカでチームに最初の杭を設置するように命じ、今、作業は完璧に進んでいる事を想い起した。
「今、ここ、ウリス湾で、それを行なう時が来ました」
タシルクは話した。
国防省広報サービス・情報管理部長イーゴリ・コナシェンコフ少将は、ウリス湾において
1600メートルの固定桟橋を含め「総全長2700メートル以上に及ぶ停泊地の建設及び再建が想定されています」と話した。
「作業過程において、給水、発電、燃料供給、高圧蒸気システムは完全に交換される計画となっております。
完全に光ファイバー通信へ交換されます。
最も重要な変更は兵器積載所であり、同所へ繋がる線路及び道路は再建されます」
コナシェンコフは説明した。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2014年2月11日16時35分配信
【セルゲイ・ショイグはウラジオストクで揚陸艦の基地建設を視察した】
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
現在、ロシア海軍向け「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦2隻が建造中です。
1番艦「ウラジオストク」は2013年10月15日に進水しており、2014年11月1日にロシアへ引き渡され、その後、約1年間かけてロシア製兵装のインテグレートが行なわれます。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは進水した]
[ヘリ空母ウラジオストクは2014年11月1日にロシア海軍へ納入される]
[ミストラル級へのロシア製兵装のインテグレートには約1年を要する]
2番艦「セヴァストーポリ」(の前半部分)は、2013年6月18日にフランスのサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]
同艦の後半部分は、2013年7月4日にロシアのバルト工場(サンクトペテルブルク)で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]
この2隻の乗組員はロシア太平洋艦隊から集められます。
[ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する]
つまり2隻とも太平洋艦隊へ配備されるという事であり、その為に新たな駐留地がウラジオストク南端のウリス湾に建設されます。
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