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大型揚陸艦サラトフは修理を終えて現役に復帰した

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『イタルタス』より
2014年2月17日14時56分配信
【ロシア連邦黒海艦隊で最古の艦の1隻は修理後に復帰した】
モスクワ、2月17日/イタルタス

黒海艦隊で最古の艦の1隻である大型揚陸艦「サラトフ」は修理を完了し、常時準備部隊へ復帰した。
イタルタス黒海艦隊広報サービス部長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐より伝えられた。

「セヴァストーポリで大型揚陸艦サラトフは10ヶ月間の修理を完了しました。
14隻のプロジェクト1171シリーズの1隻目であり、連合部隊で最も古い艦の1隻は、常時準備部隊へ加わりました。
同艦は既に海洋への検査出航を実施し、航海前試験を成功裏に経過しました」

彼は話した。

近い内に大型揚陸艦「サラトフ」はローテーションの枠組において地中海ロシア海軍常設艦船連合部隊へ加入する予定であると黒海艦隊の代理人は指摘した。

プロジェクト1171大型揚陸艦「ヴォロネジスキー・コムソモーレツ」は1966年にソヴィエト社会主義共和国連邦海軍へ受領された。
2003年、同艦は新たな名前-「サラトフ」-を受け取った。


大型揚陸艦「サラトフ」は、プロジェクト1171大型揚陸艦の1番艦であり、1964年2月5日に起工、1964年7月1日に進水、1966年8月18日にソ連海軍へ引き渡されました。
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2013年1月下旬に実施されたロシア海軍3艦隊(北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊)合同演習に参加した後は、セヴァストーポリでオーバーホールを行なっていました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬)]

今回、オーバーホールが終わり、現役に復帰しました。

既に艦齢47年以上の大ベテランですが、当分の間は現役に留まるようです。
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