フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年3月に進水する

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月20日12時13分配信
【「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年3月に進水する】
現在、カリーニングラードの公開株式会社「沿バルト造船工場ヤンターリ」で建造中のプロジェクト11356Mフリゲートのトップ「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年3月に進水する。
『中央海軍ポータル』は、軍事産業企業体の情報提供者より伝えられた。
以前、「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年2月の進水が計画されていた。
しかしながら、この地域の結氷状態が故に、進水は3月へと延期せざるを得なくなったと情報提供者は付け加えた。
プロジェクト11356M遠海ゾーンフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、カリーニングラードの造船工場「ヤンターリ」で2010年12月に起工された。
ロシア黒海艦隊の為に意図されている。
同プロジェクト艦は、インド海軍の為に製造された「タリヴァル」型フリゲートを改正したものである。
排水量-4035トン、全長-124.8メートル、幅-15.2メートル、吃水-4.2メートル、速力-30ノット、乗員-180名。
兵装-複合体「オーニクス」或いは「カリブル-NK」の発射装置8基、砲装置A-190、高射ミサイル複合体「シチーリ-1」ミサイル36基、高射ミサイル砲複合体装置「コールチク」或いは「パラシ」2基、魚雷装置2基、RBU-6000。
これまでに知られている所では、6隻のプロジェクト11356Mフリゲートの内、3隻が黒海艦隊の為に建造され、他の3隻はバルト艦隊の為である。
既に5隻の艦がカリーニングラードの公開株式会社「沿バルト造船工場ヤンターリ」で起工されており、様々な建造段階に在る。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]
プロジェクト11356M警備艦(フリゲート)は、インド海軍向けに設計・建造されたプロジェクト11356「タルワー」級フリゲートのロシア海軍向けヴァージョンです。
(プロジェクト11356Rと呼ばれる事も有る)
インド海軍向けの6隻は、2003年6月~2013年6月までに全て引き渡されています。

現在までにプロジェクト11356Mは5隻が起工されています。

[プロジェクト11356M警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」で建造
「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2014年3月進水予定/2014年就役予定
「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年就役予定
「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年就役予定
「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/2016年就役予定
「アドミラル・イストミン」Адмирал Истомин:工場番号01361
2013年11月15日起工/2016年就役予定
プロジェクト11356Mは、高射ミサイル「シチーリ-1」と有翼ミサイル「カリブル」を装備します。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為の対空ミサイルは2014年から受領される]
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートの為のカリブル発射機が製造される]
1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年2月に進水する予定でしたが、今回の記事によると、3月に延期されました。
[フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は2014年2月に進水する]
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