ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは2014年2月末から航海試験を行なうかもしれない
- カテゴリ:ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル級

『インタファクス』より
2014年2月19日11時02分配信
【「ミストラル」型ヘリコプター空母「ウラジオストク」は海へ出て試験を行なう】
モスクワ、2月19日、インタファクス.RU
ヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」-ロシア海軍の為にフランスへ発注された2隻の「ミストラル」型ヘリコプター揚陸ドック艦の1隻目-は、フランスのサン・ナゼールの造船企業STXフランスでの建造を完了し、海上に居る。
水曜日、『インタファクス』は「STXフランス」社より伝えられた。
「ヘリコプター揚陸ドック艦の最初の試験の為の海洋への出航は2月末に予定されております。
正確な日時は、艦の機器準備状態及び気象条件に依ります」
対談者は指摘した。
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスのサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]
船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]
バルト工場で建造された「ウラジオストク」後部は2013年6月26日に進水し、7月8日にフランスのサンナゼールへ向けて出発しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]
「ウラジオストク」後部は7月23日にサンナゼールへ到着しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部はサンナゼールへ到着した]
結合された「ウラジオストク」は2013年10月15日に進水しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは進水した]
「ウラジオストク」は、2014年11月1日にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ヘリ空母ウラジオストクは2014年11月1日にロシア海軍へ納入される]
その後、約1年間かけてロシア製兵装のインテグレートが行なわれます。
[ミストラル級へのロシア製兵装のインテグレートには約1年を要する]
「ウラジオストク」は、フランス製揚陸艇CTMを4隻搭載します。
[ロシア海軍のミストラル級の搭載艇が最終決定された]
その「ウラジオストク」ですが、今回の記事によると、2014年2月末から洋上航海試験を開始するとの事です。
情報源は、フランス側です。
以前の報道では、2014年3月から試験を開始する予定でしたが、それよりも早く出航できる目途が就いたのかもしれません。
[ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの最初の航海試験は2014年3月に実施される]
なお、「ウラジオストク」と2番艦「セヴァストーポリ」の乗組員は、ロシア太平洋艦隊から集められます。
[ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する]
この2隻の為の埠頭の建設もウラジオストクで始まっています。
[ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった]
- 関連記事
-
- ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリの後部の建造はスケジュール通りに進行している
- ロシア海軍向けミストラル級1番艦ウラジオストクは最初の洋上試験を行なった
- ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクは2014年2月末から航海試験を行なうかもしれない
- ロシア海軍のミストラル級の搭載艇が最終決定された
- ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった
スポンサーサイト