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大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはウラジオストクへ戻った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月25日11時05分配信
【ウラジオストクは戦闘勤務後の艦船支隊を歓迎した】

2月25日、ウラジオストク市第33沿岸艦船埠頭では、アンドレイ・クズネツォフ1等海佐が指揮する太平洋艦隊艦船支隊の為の歓迎式典が開催された。

水上艦接岸広場で大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴャキャンツ中将、艦隊の退役将兵、海軍聖職者の代表、船員の親類と友人の歓迎を受けた。
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海軍の伝統により、艦隊司令官は艦長へ子豚の丸焼きを渡した。
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5ヶ月間に渡った戦闘勤務中に支隊は15000海里以上を航行し、太平洋及びインド洋の様々な気候帯を訪れ、プサン港(大韓民国)、ヤンゴン港(ミャンマー)への寄港を行なった。
マイヅル(ヤポーニヤ)訪問中、太平洋艦隊将兵はヤポーニヤの同僚と合同演習「SAREX」を実施した。

南緯度から、その後、困難な結氷状態下の太平洋北西部において大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は約30回の砲射撃及び対潜演習を実行した。

支隊は、太平洋艦隊主要基地ウラジオストク市を2013年10月19日に出航した。
アジア-太平洋地域で割り当てられた任務を遂行する為に。
遠距離航海中、艦長アレクセイ・ジョフトノジコ1等海佐が指揮する大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」乗組員は、同艦の(就役)25周年を迎えた。

2008年、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、太平洋艦隊の艦で初めてアデン湾の船舶航行の安全保障を提供する為にソマリア沿岸へ到着した事を想い起して欲しい。
その後、同海域を太平洋艦隊の10個艦船支隊が訪れた。


テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより
2014年2月25日1時02分配信
【太平洋艦隊の艦は5ヶ月間の戦闘勤務の後にウラジオストクへ戻った】


大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を中核とする太平洋艦隊艦船支隊は、2013年10月19日にウラジオストクを出港し、大韓民国ミャンマーを訪問しました。

[太平洋艦隊インド洋派遣支隊]指揮官アンドレイ・クズネツォフ1等海佐
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
中型海洋給油船「イルクト」
曳船「カラール」

[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはミャンマーへ行く]
[ロシア太平洋艦隊艦船はエジプトとオマーンとミャンマーを訪れた]

任務を終えてウラジオストクへ戻る途中、ヤポーニヤマイヅルを訪問する事になりました。
[ロシア軍艦は12月16-20日に日本の舞鶴を訪問する]
[ロシア太平洋艦隊艦船支隊は日本の舞鶴を訪れた]
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訪問最終日の12月20日にヤポーニヤ自衛海軍と合同演習を実施する予定でしたが、悪天候の為、1日延期されました。
[ロシア・ヤポーニヤ海軍合同演習は12月21日に延期された]

翌12月21日、合同演習は悪天候下で実施されました。
[ロシア・ヤポーニヤ海軍合同演習は12月21日に実施された]

その後、ウラジオストクへは戻らず、12月25日にラ・ペルーズ海峡を東進し、オホーツク海へ入りました。
『ヤポーニヤ防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2013年12月25日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

2014年2月22日、津軽海峡を通過し、ヤポンスキー海へ入りました。
[大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは津軽海峡を通過した]


2013年12月末から2014年2月上旬まで「アドミラル・ヴィノグラードフ」が何処で何をしていたのかは一切公表されていませんが、おそらくはカムチャツカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキーに滞在していたのでしょう。
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