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ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年2月26日11時05分配信
【北方艦隊は2機の改修されたSu-33を受領した】

北方艦隊海軍航空隊第279独立艦上戦闘機航空連隊は、ユーリー・A・ガガーリン記念コムソモリスクナアムーレ航空機工場(KnAAZ、公開株式会社「スホーイ商会」支所)で修理及び近代化を受けた2機の艦上戦闘機Su-33を受領した。

改装された航空機は、赤の機体番号85(生産番号08302)及び88(生産番号09301)である。
双方の航空機は、2014年2月21日にコムソモリスクナアムーレからセヴェロモルスクまでペア飛行を行ない、その中間でトルマチェヴォ(ノヴォシビルスク)及びボリショイ・サヴィノ(ペルミ)飛行場に着陸した。

1992年から1997年までに第279連隊は合計してKnAAZで製造された25機のSu-33戦闘機シリーズを受領し、その内の4機が運用中に失われた。

今回、修理後に納入された戦闘機85号及び88号は、最後にリリースされた機体である。
88号機は、最後に引き渡されたSu-33生産機(1997年)である。
航空機88KnAAZにおける修理は2度目になる-以前、この機体は2000年代初頭に修理を受けている。

2013年末までに、KnAAZ第279連隊の他の2機の戦闘機Su-33の修理及び近代化が完了した-赤い機体番号67及び84

2002年から、コムソモリスクナアムーレにおいて合計19機の戦闘機Su-33が修理及び近代化プロセスを経ている(2回実施した2機を含む)。
信頼できる情報によると、現在、第279連隊には14機の飛行可能な戦闘機Su-33が在り、この内の8機(機体番号62、66、68、76、77、78、79、80)が航海中の重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」の艦上に在り、6機(機体番号67、84、85、86、87、88)が同連隊のセヴェロモルスク沿岸飛行場に在る。
これ以外の7機の航空機セヴェロモルスクで保管されている。


「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク軍港の南方に位置するセヴェロモルスク-3基地に駐留しています。
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[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]

今回の記事によると、現在、第279航空連隊では合計14機のSu-33が飛行可能状態に在り、それ以外に7機が予備機として保管されているとの事です。

[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの地中海遠征に参加]
62号機、66号機、68号機、76号機、77号機、78号機、79号機、80号機

[セヴェロモルスク-3飛行場に残留]
67号機、84号機、85号機、86号機、87号機、88号機


今回の記事では機体番号は出ていませんが、以前の情報と照らし合わせると、予備機として保管されているのは、この7機になります。
60号機、61号機、64号機、71号機、72号機、81号機、83号機

71号機
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Su-33コムソモリスクナアムーレ航空機工場で順次修理及び近代化改修が行なわれており、今月、85号機88号機の近代化改修が完了しました。

85号機
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88号機
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ロシア海軍は新たな艦上戦闘機MiG-29Kを導入しますが、近代化改修されたSu-33は、MiG-29Kと共に今後も運用が継続されます。
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]
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