空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年3月5日19時52分配信
【北方艦隊の艦上飛行士は地中海で戦術グループを構成し、空中戦闘技量を磨く】
北方艦隊の重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」艦上に配備されている航空団の北方艦隊海洋航空隊飛行士は戦術グループを構成し、地中海水域で空中戦闘及び高速目標の迎撃といった要素への習熟を始めた。
艦上戦闘機Su-33のフライト実施中、近い内に飛行士は空中戦闘戦術技量を磨く。
それは、攻撃および防衛戦闘機動の活用、高機動有人機及び無人機への迎撃及び打撃を可能とする攻撃への対処、戦闘での主導権の取得といったものである。
更に艦上戦闘機飛行士は、航法技量の改善、航空グループの戦闘体制での編隊グループ飛行を行なう。
遠距離航海中に北方艦隊航空団の艦上航空グループ飛行士は公海上の甲板からのフライトを実施し、数多くの実地経験を得ている。
140回以上の発艦が行なわれ、合計で空中に約110時間滞在している。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]
北方艦隊旗艦・重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする部隊は、2013年12月17日に遠距離航海へ出発しました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海遠征へ出発した]
2014年1月15日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海へ入った]
1月23日、地中海西部の停泊地を抜錨し、東へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフは地中海西部を抜錨し、東へ向かった]
翌1月24日、バレアレス諸島南方において艦上戦闘機Su-33の空戦訓練を行ないました。
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海で空戦訓練を実施する]
1月28日、補給の為にマルタ島南東海域へ投錨しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはマルタ島沖に投錨した]
その後、マルタ島沖を抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33はスクランブル当直に就く]
2月10日、地中海東部に到着し、既に2013年11月上旬から地中海で行動中の北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」と合流しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは地中海東部で原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと合流した]
その後、キプロス島南西海域で洋上補給を行ない、南東海域へ移動して2月13日から艦載機の飛行訓練を開始しました。
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南東で艦載機の訓練飛行を行なった]
[空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練は続く]
[空母アドミラル・クズネツォフ艦載機は地中海東部で飛行訓練を継続する]
2月27日~3月2日、キプロスのリマソール港を訪れました。
[空母アドミラル・クズネツォフは初めてキプロスを訪問した]
[キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた]
[空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する]
「アドミラル・クズネツォフ」は、当分の間、地中海に滞在するようです。
- 関連記事
-
- ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフはキプロス島南西海域に居る
- 2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した
- 空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機は地中海で空戦訓練を続ける
- 空母アドミラル・クズネツォフはキプロスを去り、地中海東部に滞在する
- キプロス大統領は空母アドミラル・クズネツォフを訪れた
スポンサーサイト