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ロシア黒海艦隊の除籍艦オチャコフはクリミア半島のドヌズラフ湾口に沈められた

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
2014年3月7日12時04分配信 
【公開された動画は黒海艦隊の大型対潜艦「オチャコフ」沈没を伝えた】

クリミアのジャーナリスト、リリヤ・アビブラエワが記録し、公表した動画が伝える所によると、沈められた大型対潜艦「オチャコフ」の骨組は、3月5日夜から3月6日に掛けてロシア軍人によりクリミアのドヌズラフ湖へ入った。





目撃者によると、沈没は、ロシア黒海艦隊サルベージ船KIL-25により行なわれたとアビブラエワは指摘した。
その後、黒海艦隊の7-9隻の艦艇がドヌズラフ湾口をパトロールし、海域から去った。
3月6日13時00分、ドヌズラフ湾口に居たのは黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」のみだった。

ドヌズラフ沿岸のウクライナ海軍基地ノヴォオゼルノエでは、少なくとも2隻のウクライナ艦-フリゲート「テルノーピリ」統制艦「スラヴ―ティチ」が閉じ込められた。

「オチャコフ」は、湾からウクライナ海軍艦艇が出てくる事を防ぐ目的でロシア軍人によりドヌズラフ湾口に沈められたとウクライナ国防省クリミア地域管理局広報秘書官ヴャチェスラフ・セレズネフは表明した。

『RBK-ウクライナ』によると、3月5日夜から3月6日に掛けて黒海艦隊の艦がドヌズラフ湾口をパトロールし、未知の方向へと去った。
その後、ロシア軍「オチャコフ」の船体を曳航し、北方と南方の岬の間に固定し、横転させ、消火艇の支援で浸水させ、爆破した。

2008年からセヴァストーポリトロイツコイ湾でレイド・アップされていた大型対潜艦「オチャコフ」は、2011年にロシア黒海艦隊の編制から除外された。


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プロジェクト1134B大型対潜艦「オチャコフ」は1973年11月に就役し、黒海艦隊で活動していましたが、1990年から大規模修理が開始されました。
しかし、その途中でソヴィエト連邦が解体され、工事は中断しました。
[これでも「現役」~カーラ型ミサイル巡洋艦オチャコフ]
[カーラ型ミサイル巡洋艦オチャコフ近影(2008年2月9日)]
[カーラ型ミサイル巡洋艦オチャコフ近影・その1(2008年9月20日)]
[カーラ型ミサイル巡洋艦オチャコフ近影・その2(2008年9月20、21日)]
[10月24日のオチャコフ・その1]
[10月24日のオチャコフ・その2]
[カーラ型ミサイル巡洋艦「オチャコフ」近影(2008年12月8日)]

「オチャコフ」は電子機器と兵装を全て一新する高度な近代化改装が計画されましたが、実行に移される事は有りませんでした。
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そして2011年8月20日、ついに除籍され、ロシア海軍旗を降納しました。


海軍旗が降ろされた後もセヴァストーポリに係留されたままになっておりました。
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その「オチャコフ」ですが、2014年3月5日、クリミア半島ドヌズラフ湾で自沈しました。
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ドヌズラフ湾内にはウクライナ海軍基地ノヴォオゼルノエが在り、今回の記事によると、ここに居たウクライナ海軍統制艦「スラヴ―ティチ」フリゲート「テルノーピリ」が湾内に閉じ込められたとの事です。

統制艦「スラヴ―ティチ」
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フリゲート「テルノーピリ」
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しかし、この2隻は3月6日の時点でセヴァストーポリに停泊しています。
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