エイスクの新ニートカへ艦上戦闘機Su-33が到着した
- カテゴリ:艦上戦闘機Su-33

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年3月12日11時37分配信
【エイスクにSu-33が到着した】
エイスクの有名なスポッター(航空趣味者)ニコライ・バラバエフが伝えた所によると、2014年3月10日、エイスクのロシア海軍海洋航空隊第859飛行戦闘訓練センターへセヴェロモルスク-3飛行場から第279独立艦上戦闘機航空連隊の艦上戦闘機Su-33の最初の4機が到着した。
エイスクへ到着した航空機Su-33は、赤い機体番号67、84、85、88である。
彼らの到着は、第859艦上航空隊地上訓練複合体(クリミアのニートカ複合体の類似物として知られている)における航空機Su-33の実地飛行訓練を開始する為の準備を意味する。
航空機Su-33の85号機と88号機は、2014年2月中にユーリー・A・ガガーリン記念コムソモリスクナアムーレ航空機工場(KnAAZ、公開株式会社「スホーイ商会」支所)での修理と近代化を完了した。
バラバエフの情報によると、3月10日、エイスクの第859センターへセヴェロモルスク-3飛行場から更に4機のロシア海軍海洋航空隊の航空機-2機のIl-38(赤い機体番号12、16)、輸送機Il-20RT(登録番号RF-75334、1996年に複合測定航空機へと転換)、輸送機An-26が到着した。
IL-20RTは、同日にエイスクからセヴェロモルスクへ帰って行った。
2機のIl-38は、伝えられる所によれば、現在、中央士官コースで訓練されている乗員のエイスクでの実地研修実施を支援する為に到着した。
【2014年3月10日にエイスクへ到着したロシア海軍航空機】
今回、ムルマンスク地方のセヴェロモルスク-3飛行場からクラスノダール地方のエイスクに到着した4機のSu-33は、2013年末と2014年2月に近代化改修を終えた機体です。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
67号機

84号機

85号機

88号機

今年1月、北方艦隊の新人の艦上戦闘機搭乗員がエイスクの新ニートカ(重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと同様のスキージャンプ台と着艦拘束装置を備えた発着艦訓練施設)で訓練を行なうと報じられましたが、この為に派遣されたようです。
[ロシア北方艦隊の艦上戦闘機パイロットはエイスクの新ニートカで訓練を行なう]
なお、第279独立艦上戦闘機航空連隊のSu-33の大半は、現在、母艦の重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に地中海への遠距離航海へ出ています。
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]
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