オスカーII級原潜「オムスク」は近代化の準備を進める
『中央海軍ポータル(フロートコム)』より。
【原子力巡洋艦「オムスク」は近代化の準備を進めている】
2012年3月13日
3月12日、オムスク州知事レオニード・ポレジャエフは、原子力水中ロケット巡洋艦「オムスク」艦長ヴァレリー・サヴォンと会談した。
潜水艦乗員は、各員が太平洋艦隊司令部から指示される任務を遂行している事と、潜水艦が更新される事を州知事に報告した。
2001年以降、原子力水中ロケット巡洋艦「オムスク」は州政府の後援を受けている事を想い起す。
同州は、乗組員の生活環境及び日常生活を改善する為の財政支援を提供している。
潜水艦乗員の子供達は、毎年、療養治療所を利用し、オムスク州の医療機関で検査を受けている。
退役した予備士官及び准士官には、雇用支援が提供される。
現在、潜水艦では、30名のオムスク出身の乗組員が勤務している。
「私は、巡洋艦オムスク乗組員の生活および活動について知事に報告しました」
巡洋艦「オムスク」艦長ヴァレリー・サボン1等海佐(キャプテン・1stランク)は、報道機関『あなたのオムスク』に伝えた。
「軍改革は、潜水艦乗員の勤務に影響を及ぼします。
私達は、彼(州知事)と、更なる協力の計画について話し合いました」
「オムスク」は、大規模な機器の近代化を行なう。
知事レオニード・ポレジャエフは、潜水艦の今後、乗組員の状況や生活について尋ねた。
【オムスク地方紙『あなたのオムスク』】
プロジェクト949A(オスカーII級)ミサイル原潜K-186「オムスク」は、太平洋艦隊に所属しており、カムチャツカ半島のヴィリュチュンスク基地に駐留しています。
ヴィリュチュンスク原潜基地

ヴィリュチュンスク基地のK-186「オムスク」(2012年1月撮影)

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より。
【プロジェクト949A「アンテイ」(NATOコード名「オスカーII」)】
ロシア海軍には8隻(太平洋艦隊5隻、北方艦隊3隻)の949A原潜が在籍し、うち4隻がドック入りしています。
太平洋艦隊所属艦は、「イルクーツク」、「チェリャビンスク」、「トムスク」が修理中です。
この内、「イルクーツク」と「トムスク」が沿海地方のボリショイ・カーメニのズヴェズダー工場に入渠しており、「チェリャビンスク」はカムチャツカ半島のクラシェニーンニコフ湾で修理待ちです。
ロシア海軍の949A原潜は、主要ミサイル兵装を換装する大規模な近代化が計画されています。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]

この近代化により、949A原潜は、現用の長距離超音速対艦巡航ミサイル「グラニート」(同級は24基搭載)を、「オーニクス」および「カリブル」に換装します。
超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)

おそらくは、ロシア海軍新世代多用途原潜「ヤーセン」(セヴェロドヴィンスク型)と同様の3連装ミサイル発射機3R-14Vを装備するのでしょう。
太平洋艦隊所属の949A原潜は、沿海地方のボリショイ・カーメニ市の艦船修理工場「ズヴェズダー」で近代化を実施します。
艦船修理工場「ズヴェズダー」

近い将来、「オムスク」はカムチャツカ方面から沿海地方へ回航される事になるでしょう。
【原子力巡洋艦「オムスク」は近代化の準備を進めている】
2012年3月13日
3月12日、オムスク州知事レオニード・ポレジャエフは、原子力水中ロケット巡洋艦「オムスク」艦長ヴァレリー・サヴォンと会談した。
潜水艦乗員は、各員が太平洋艦隊司令部から指示される任務を遂行している事と、潜水艦が更新される事を州知事に報告した。
2001年以降、原子力水中ロケット巡洋艦「オムスク」は州政府の後援を受けている事を想い起す。
同州は、乗組員の生活環境及び日常生活を改善する為の財政支援を提供している。
潜水艦乗員の子供達は、毎年、療養治療所を利用し、オムスク州の医療機関で検査を受けている。
退役した予備士官及び准士官には、雇用支援が提供される。
現在、潜水艦では、30名のオムスク出身の乗組員が勤務している。
「私は、巡洋艦オムスク乗組員の生活および活動について知事に報告しました」
巡洋艦「オムスク」艦長ヴァレリー・サボン1等海佐(キャプテン・1stランク)は、報道機関『あなたのオムスク』に伝えた。
「軍改革は、潜水艦乗員の勤務に影響を及ぼします。
私達は、彼(州知事)と、更なる協力の計画について話し合いました」
「オムスク」は、大規模な機器の近代化を行なう。
知事レオニード・ポレジャエフは、潜水艦の今後、乗組員の状況や生活について尋ねた。
【オムスク地方紙『あなたのオムスク』】
プロジェクト949A(オスカーII級)ミサイル原潜K-186「オムスク」は、太平洋艦隊に所属しており、カムチャツカ半島のヴィリュチュンスク基地に駐留しています。
ヴィリュチュンスク原潜基地

ヴィリュチュンスク基地のK-186「オムスク」(2012年1月撮影)

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より。
【プロジェクト949A「アンテイ」(NATOコード名「オスカーII」)】
ロシア海軍には8隻(太平洋艦隊5隻、北方艦隊3隻)の949A原潜が在籍し、うち4隻がドック入りしています。
太平洋艦隊所属艦は、「イルクーツク」、「チェリャビンスク」、「トムスク」が修理中です。
この内、「イルクーツク」と「トムスク」が沿海地方のボリショイ・カーメニのズヴェズダー工場に入渠しており、「チェリャビンスク」はカムチャツカ半島のクラシェニーンニコフ湾で修理待ちです。
ロシア海軍の949A原潜は、主要ミサイル兵装を換装する大規模な近代化が計画されています。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]

この近代化により、949A原潜は、現用の長距離超音速対艦巡航ミサイル「グラニート」(同級は24基搭載)を、「オーニクス」および「カリブル」に換装します。
超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)

おそらくは、ロシア海軍新世代多用途原潜「ヤーセン」(セヴェロドヴィンスク型)と同様の3連装ミサイル発射機3R-14Vを装備するのでしょう。
太平洋艦隊所属の949A原潜は、沿海地方のボリショイ・カーメニ市の艦船修理工場「ズヴェズダー」で近代化を実施します。
艦船修理工場「ズヴェズダー」

近い将来、「オムスク」はカムチャツカ方面から沿海地方へ回航される事になるでしょう。
- 関連記事
-
- 太平洋艦隊のオスカーII級原潜3隻は2020年までに近代化される
- オスカーII級原潜オムスクはヴィリュチンスク基地へ戻った
- オスカーII級ミサイル原潜スモレンスクは再進水した
- 大型浮きドックPD-50のオスカーII級原潜オリョール
- オスカーII級原潜「オムスク」は近代化の準備を進める
スポンサーサイト