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ロシア海軍最古参・救助船コムーナはオーバーホールを終えた

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年3月14日12時56分配信
【大型揚陸艦「ノボチェルカッスク」と救助船「コムーナ」はドック修理を完了した】

黒海艦隊大型揚陸艦「ノボチェルカッスク」はドック修理を無事に終え、3月13日に黒海艦隊最大の浮きドックPD-30を出渠した。
黒海艦隊救助船「コムーナ」も修理を終えて大型浮きドックPD-88を出渠し、黒海艦隊の戦闘編制へと移る。
『中央海軍ポータル』特派員は報告した。

石油清掃収集船MUS-229及び消防艇Pzhk-37のドック作業も完了している。

「全ての計画作業は完全に実行されました」
大型揚陸艦「ノボチェルカッスク」艦長ウラジーミル・ボルスン2等海佐は述べた。
「我々は与えられた課題を解決する準備を整えております」

ロシア海軍最古の船である救助船「コムーナ」は9年間ドック入りしていなかった。

「第91及び13艦船修理工場のドック集合体の労働者と同船の乗組員は、コムーナが黒海艦隊の一員としての勤務を継続する為、可能な限りの努力をしました」
同船の船長アナトーリー・イシノフ予備役1等海佐は話した。

「昨年11月、我々は進水100周年を無事に迎え、コムーナのドック入りが滞りなく終わった後、アンドレイ旗掲揚から100周年に近づきます。
この重要な日は、来年(2015年)7月14日にやって来ます。
今、我々は第30埠頭に在り、精密仕上げ作業と、フネが常時準備部隊へ加わる為の最初のコース任務を仕上げる準備が行なわれています。
私は、黒海艦隊第13艦船修理工場の専門技術者に対し、大いなる感謝の意を表したい。
特に、第2作業場チーフのヴィタリー・クロト君、第3作業場の溶接チーム、船体チーム、そして船の舵の作業を専門的に行ったアンドレイ・クラソフスキー君へは個人的に」


乗組員の1人であるイシノフは、「コムーナ」チーフエンジニアのアレクセイ・ペホチンキー、第2のエンジニア、セルゲイ・ナゴルニュク、船の甲板長ウラジーミル・ボズニュク、ボイラー手ピョートル・リトヴャコ、1級機関士アナトーリー・リャブフ、そして溶接作業を実施したヴィターリー・ロゼチニク、アンドレイ・モルドヴィンの専門作業は称賛されるべきであると指摘した。

「私は完全に自信を持っております。
船の機器の状態は、ドック修理後、更に10数年、或いは、それ以上の年月に渡り、愛する黒海艦隊へ奉仕する為の勤務を可能にする事を」
イシノフ
は強調した。
「我々は、間もなく戦闘訓練任務を果たす為、海へ出られる事を願っております」


潜水艦救助船「コムーナ」は、1912年11月12日に起工され、1913年11月17日に進水し、1915年7月1日にロシア帝国海軍へ引き渡されました。
1915年7月14日、バルト艦隊に編入されました。
[ロシア海軍最古参・救助船「コムーナ」が見つめた93年]
[ロシア海軍最古参・救助船「コムーナ」就役93周年]
[ロシア海軍最古参・救助船コムーナは起工から100周年を迎えた]

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2014年3月13日、セヴァストーポリ浮きドックでのオーバーホールを完了しました。

「コムーナ」は、来年(2015年)には就役100周年を迎えます。
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