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沿海地方のロシア海軍航空隊は飛行訓練を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より。

ロシア連邦軍東方軍管区(太平洋艦隊)広報部発表
【沿海地方の太平洋艦隊対潜航空隊乗員は飛行活動を開始する】
2012年3月13日10時15分

ピョートル・キセリョフ大佐が司令を務めるニコラエフカ航空基地(沿海地方)において、太平洋艦隊海洋航空隊の対潜航空隊乗員は飛行活動を実施した。

施策の目的は、戦術航空グループ及び対潜航空隊乗員の編隊飛行の技量改善であり、海洋目標に対する特殊演習用爆弾、機雷、魚雷兵器の実弾使用が行なわれた。

この集団は、200名以上の飛行士及び整備要員で構成されている。
駐留部隊員と、13日までに太平洋艦隊航空基地へ到着した飛行士は、理論的及び実践訓練を行ない、互いの体験を語り合った。

実地訓練飛行中に約10回の飛行活動が行なわれ、対潜航空機IL-38およびTu-142M3は、日中及び夜間、荒天の条件下で飛行任務を遂行した。


ニコラエフカ航空基地(第7062航空基地)は、ナホトカの北東に位置するロシア海軍航空隊の飛行場です。

ニコラエフカ航空基地
12-0314b

対潜哨戒機Il-38、輸送機Il-18、Il-22、対潜ヘリコプターKa-27などが駐留しています。

記事中には対潜哨戒機Tu-142M3(空軍の戦略爆撃機Tu-95の海軍型)の名前も出ていますが、Tu-142M3はニコラエフカではなく、ソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ航空基地に駐留しており、今回の訓練の為、カーメニ・ルチェイから飛来したものです。
「13日までに太平洋艦隊航空基地へ到着した飛行士」は、Tu-142M3の乗員たちを指しているようです。

カーメニ・ルチェイのTu-142M3
12-0314a
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