ウクライナの訓練複合体ニートカ要員はクリミアへ忠誠を誓う

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『Kryminform』より
2014年3月20日11時50分配信
【サキ地域の地上試験訓練航空複合体の要員はクリミアへの忠誠を誓う用意がある】
シンフェローポリ、3月20日

クリミアサキ地域に位置する地上試験訓練航空複合体ニートカの要員の90パーセント以上は、(クリミア)半島の人民へ忠誠を誓う事を表明した。
同部隊の教育活動担当副司令官アレクサンドル・ジリンは述べた。

「我が部隊の90パーセント以上の人々がクリミアへの忠誠を誓う用意がある事が確認されました。
我々はここに住んでおり、私達の家族もここに住んでいます。
私は、不明瞭な指示と説明を与えるキエフ当局の不合理な行動は挑発であると考えております」
ジリン
は話した。

彼によると、試験訓練場は良好な状態に維持されている。
それは、必要なスタッフによる研究と作業が行なわれている。


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ソヴィエト連邦時代、ウクライナには航空母艦の飛行甲板を模した発着艦訓練施設「ニートカ」が建設されました。
[地上試験・訓練複合体「ニートカ」]
[サキ飛行実験センター(ニートカ)]
[Нитка(ニートカ)~知られざる旧ソ連の蒸気カタパルト開発の経緯~]


ソ連邦解体後はウクライナに接収され、ロシアウクライナと協定を結んで「ニートカ」を使用していました。
2012年8月、改訂された「ニートカ」使用協定にロシア・ウクライナ国防相が署名しました。
[ロシアとウクライナは艦上機訓練施設ニートカ使用協定を改訂した]

しかし、2013年にはロシア「ニートカ」を使用しませんでした。
[ロシアは2013年にウクライナのニートカを使用しない]

ロシアは自国内に新たな「ニートカ」を建設し、既に艦上戦闘機の訓練が開始されています。
[エイスクの新ニートカへ艦上戦闘機Su-33が到着した]


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もはやロシアとの関係は断ち切られた筈でしたが、2014年3月18日にロシアウラジーミル・プーチン大統領クリミア自治共和国ロシア連邦へ編入する条約に署名した事により、クリミア半島サキに在る「ニートカ」で勤務する人々も、クリミアへ残るか、退去してウクライナへ行くかの選択を迫られる事になりました。
その結果、90パーセント以上はクリミアへ残る事を決めました。

今後の「ニートカ」の運命は未だ決まっていませんが、ロシア連邦海軍に接収される可能性も有るでしょう。
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