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ロシア海軍は2020年までに28機の対潜哨戒機Il-38を近代化改修する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年3月20日11時57分配信
【ロシア連邦国防省は28機の近代化された対潜航空機Il-38を2020年までに受領する】

イリューシン記念航空複合体は、ロシア連邦国防省の為に約30機の対潜航空機Il-38を2020年までに近代化する。
イタルタスは、公開株式会社『イリューシン』総取締役兼設計主任ヴィクトール・リヴァノフより伝えられた。

「ロシア国防省の為、私共は、2020年までに、28機の航空機に対する近代化を行なわなければなりません」
リヴァノフ
は話した。

彼は、これらの航空機の近代化プログラムは、既に進行中であると付け加えたが、その性能については説明する事を拒否した。

「機体は、絶対に秘密です」
『イリューシン』
のトップは注意し、それはIl-38の近代化ヴァージョンであると述べた。


『イリューシン記念航空機試作設計局』公式サイトより
【Il-38対潜航空機】

旅客機Il-18をベースに開発された対潜哨戒機Il-38は、1961年9月27日に初飛行し、1967年から1972年までに65機が生産されました。
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現在は北方艦隊に8機、太平洋艦隊に7機が配備されています。
この他、予備役として保管されている機体を含め、約40機を保有しています。

現用のIl-38は、順次Il-38N仕様への近代化改修を受けており、北方艦隊は、2012年3月からIl-38Nの受領を開始しています。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nを受領した]
2014年初頭からは乗員の本格的な再訓練が始まりました。
[ロシア北方艦隊は近代化された対潜哨戒機Il-38Nの飛行訓練を開始した]


今回、製造元の『イリューシン』は、2020年までに28機のIl-38の近代化を実施する事を表明しました。
しかし、近代化の内容については一切明らかにしませんでした。

『イリューシン』のトップであるヴィクトール・リヴァノフ氏の発言を見る限り、2020年までに実施されるIl-38の近代化は、上述のIl-38Nとは別のものである事が伺えます。

ロシア海軍は、既に製造が終わってから40年以上が経つIl-38の後継機を検討した事も有りました。
[ロシア海軍、ベリエフA-42対潜水陸両用機を採用?]
[ロシア海軍はベリエフA-42対潜水陸両用機を採用しない]

しかし結局、Il-38を近代化して2020年以降も運用を続ける事にしたようです。
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