ロシア海軍の大型揚陸艦3隻は黒海から地中海へ入った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年3月26日10時39分配信
【2艦隊の揚陸艦は黒海を離れ、地中海の海軍グループへ補充された】

北方艦隊大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」バルト艦隊大型揚陸艦「カリーニングラード」「ミンスク」黒海海峡を通過し、地中海エリアへ出て、海軍常設作戦連合部隊の一員に加わった。
『インタファクス-AVN』は、3月26日に海軍総参謀部から伝えられた。

「艦は作戦区域へ入り、本日(3月26日)、北方艦隊の大型対潜艦アドミラル・レフチェンコと合流し、その後に海軍作戦連合部隊の一員としての任務を遂行します」
対談者は話した。

彼によると、昨年(2013年)には10隻のロシア揚陸艦が(黒海から)地中海へ向けて約30回の航海を行なった。
この内の最高記録は、バルト艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」地中海への6度の航海である。

対談者は、BDK-58「カリーニングラード」BDK-43「ミンスク」ノヴォロシースクで航海間修理と物資補充を実施した事を指摘した。
艦上には、バルト艦隊海軍歩兵部隊の対テログループが乗っている。

情報提供者は、同海域で任務を遂行するロシア海軍常設艦隊間艦船グループの艦の出航は、ローテーションの枠組において実施されている事を想い起した。

地中海に滞在する海軍作戦連合部隊は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、更には、偵察艦「アドミラル・フョードル・ゴロヴィン」で構成されている。

彼らの活動は、中型曳船「アルタイ」、「ニコライ・チケル」、給油船「セルゲイ・オシポフ」及び「カーマ」により支援される。
シリアタルトゥース港では、浮揚工場(工作船)PM-56が任務を遂行している。
海軍連合部隊オレグ・ペシクロフ1等海佐が指揮する。


現在、地中海東部には、ロシア連邦海軍の最有力水上艦である重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を筆頭に10数隻の艦船が展開しています。

[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]

本日(3月26日)に地中海入りした3隻の大型揚陸艦を含めると、現在、地中海に展開するロシア海軍水上艦及び各種支援船は、この13隻です。

[ロシア連邦海軍地中海作戦連合部隊]司令官オレグ・ペシクロフ1等海佐
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(北方艦隊、作戦連合部隊旗艦)
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」(北方艦隊)
大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(北方艦隊)
大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)
大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」(北方艦隊)
大型揚陸艦「カリーニングラード」(バルト艦隊)
大型揚陸艦「ミンスク」(バルト艦隊)
偵察艦「アドミラル・フョードル・ゴロヴィン」(バルト艦隊)
救助曳船「アルタイ」(北方艦隊)
救助曳船「ニコライ・チケル」(北方艦隊)
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」(北方艦隊)
中型海洋給油船「カーマ」(北方艦隊)
浮揚工場PM-56(黒海艦隊、タルトゥースに駐留)


大型揚陸艦は、交代で黒海沿岸のノヴォロシースク地中海東部(シリアタルトゥース)を往復しています。

バルト艦隊大型揚陸艦「ミンスク」は、2013年8月初頭から地中海へ派遣されています。
バルト艦隊大型揚陸艦「カリーニングラード」は、2013年12月末に地中海へ派遣されました。

ノヴォロシースク港の大型揚陸艦「カリーニングラード」と「ミンスク」(2014年3月3日)
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北方艦隊大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」は、2013年11月上旬から地中海へ派遣されています。
北方艦隊大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」は、2013年12月中旬に重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に地中海へ向かいました。

この他、「地元」黒海艦隊大型揚陸艦も交代で地中海東部へ派遣されています。
(現時点では、地中海には居ないようですが)
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