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多国籍海軍演習KOMODOが始まった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2014年3月31日10時01分配信
【ロシア、オーストラリア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ヤポーニヤの艦は、演習「KOMODO-2014」の海上での最初のエピソードに取り掛かった】

ロシア艦は、多国籍部隊と共に捜索救助活動、通信訓練、ヘリコプター演習を実施する。
このエピソードへ参加するのは、ロシア、オーストラリア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ヤポーニヤの艦船である。

本日(3月31日)午前、海上での人員捜索救助に関わる部隊は、ナトゥナ(リアウ)諸島海域へと向かった。
演習における最初の課題は、捜索救助活動の実施である。
海上の仮想遭難区域においては、示された発煙筒の煙を速やかに発見しなければならない。

演習における次なるエピソードは、捜索救助ヘリコプターの交換となる。
3月31日夕方、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」インドネシアフリゲート「イオス・スダルス」ヤポーニヤ駆逐艦「アケボノ」ヘリコプターは、交互に艦の甲板に着艦し、救助グループを降ろす。
来たるべき夕方、多国籍部隊の艦船は通信演習を実施し、発光信号のやり取りを行なう。

次の日の4月1日も、ナトゥナ(リアウ)諸島海域で演習が継続される。
アジア太平洋地域の数ヶ国の船員は、津波の仮想被災者を避難させる作戦を実施する。
艦載航空隊のヘリコプターは、自然災害場所から避難させる。

前日(3月30日)の夕方、太平洋艦隊の公式代表団は、バタム島で開催された演習の開始式典へ参加した。
また、ロシア艦船の乗組員は、スポーツ競技会へ参加し、参加国海軍の乗組員とのボート競技、トライアスロン、バスケットボール、サッカーを行なった。

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、給油船「イルクト」、救助曳船「アラタウ」で構成され、沿海地方異種戦力連合部隊司令官代理ウラジーミル・ドミトリエフ少将が指揮する太平洋艦隊艦船支隊は、3月中旬にウラジオストクを去った事が想い起される。

南シナ海演習「KOMODO-2014」は、4月3日に終了する。


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"KOMODO"は、インドネシアを初めとするASEAN諸国などが参加する国際海軍演習です。
【多国籍海軍演習"KOMODO"公式サイト】

"KOMODO"演習へ参加するロシア太平洋艦隊艦船支隊は、3月中旬にウラジオストクを出航しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ行く]

3月28日、インドネシアバタム島に到着しました。
[ロシア太平洋艦隊は多国籍海軍演習KOMODOに参加する]

そして3月31日、南シナ海ナトゥナ(リアウ)諸島海域で海上演習が開始されました。
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「マルシャル・シャーポシニコフ」支隊は、"KOMODO"演習が終わった後、インド洋へ入り、スリランカパキスタンを訪問する予定です。
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