潜水艦ザポリージャはウクライナ側へ返還される

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『イタルタス』より
2014年3月30日20時40分配信
【ウクライナ海軍唯一の潜水艦はセヴァストーポリからオデッサへ曳航される】
セヴァストーポリ、3月30日/イタルタス

ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」は、曳航されてオデッサへ移送される。
イタルタス黒海艦隊本部より伝えられたように、移送に従事するのはウクライナ軍人となるだろう。

「来週、ロシア軍及びウクライナ軍は、このプロセスを準備する為の最良の方法を話し合う協議を開催します」
対談相手の情報提供者は話した。
曳船は、ウクライナオデッサから来る予定である。
潜水艦「ザポリージャ」は作戦には不適当であり、新たな配置場所へ行く事は出来ない。

「ディーゼルエレクトリック潜水艦ザポリージャの騒音と戦闘能力という特性は、既に1980年代初頭から現代の海洋戦闘における必要条件を満たしておりません」
黒海艦隊
は伝えた。
「その理由は、居住保障システム、兵装、潜水艦のダメージコントロール手段が旧式化しており、乗組員にとっては安全ではない為です」

以前、ロシア黒海艦隊は、この潜水艦の使用を断念し、ウクライナ側も、移送に同意した。
乗組員は、黒海艦隊の一員としての勤務続行が提案されている。

潜水艦「ザポリージャ」は1970年に建造され、当初は北方艦隊の編制へ含まれていた。
1990年、潜水艦黒海へ移動した。
1997年にはウクライナ海軍の編制へ加入した。

2011年のロシア-ウクライナ演習「平和水路」において、欠陥を持つ潜水艦「ザポリージャ」は、仮想沈没船として使われた。
それは、遭難潜水艦の救助任務を果たす為、水底に横たわった。
「救助」潜水艦は、ロシア連邦黒海艦隊第13船舶修理工場の埠頭に接舷し、修理の為に滞在した。


クリミア共和国ロシア連邦へ編入された事に伴い、クリミア半島に居たウクライナ海軍艦艇ロシアへ接収されました。
[ウクライナ海軍には10隻の艦艇が残った]

ウクライナ海軍唯一の潜水艦「ザポリージャ」に関しては、ロシア黒海艦隊潜水艦部隊(第247独立潜水艦大隊)の司令と参謀長が出向いて説得工作を行ない、その結果、艦長と一部の乗員は艦を離れましたが、残りの乗員は潜水艦と共にロシア海軍へ加わる道を選びました。
[ウクライナ潜水艦ザポリージャ、ロシア黒海艦隊へ編入?]
[旧ウクライナ潜水艦ザポリージャはロシア海軍旗を揚げた]

ロシア黒海艦隊第247独立潜水艦大隊へ加わった旧「ザポリージャ」(B-435)ですが、早くもウクライナへ返還される可能性が出てきました。
[潜水艦B-435(旧ザポリージャ)はウクライナ海軍へ返還されるかもしれない]

ただ、今回の記事によると、「ザポリージャ」は自力航行できる状態には無く、オデッサまで曳航される事になるようです。
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「ザポリージャ」と共にロシア海軍へ加わった旧ウクライナ海軍サブマリナ―達は、引き続き黒海艦隊で勤務するようですが。
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