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重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは13回に渡りシリア化学兵器輸送船団を護衛した

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『イタルタス』より
2014年4月11日18時04分配信
【巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はシリア化学兵器輸送の安全を保障した】
モスクワ、4月11日/イタルタス

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」シリア化学兵器輸送の安全を保障する定期作戦へ参加した。
イタルタスロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部代表より伝えられた。

「作戦は、中国の警備艦"ファンシャン(黄山)"、デンマーク海軍の指揮艦"エスベアン・スナーレ"と協同で実施され、シリア化学兵器の次の一群を乗せたデンマークの特殊輸送船"アーク・フューチュラ"の先導及び安全保障任務を遂行しました。
任務は成功裏に遂行されました」

対談者は強調した。

「ピョートル・ヴェリキーは、今年1月13日から13回に渡り地中海東部において化学兵器を先導する作戦を行なっています」
国防省の代理人は想起した。


テレビ局『ズヴェズダー』(動画ニュース)より
2014年4月14日11時56分配信
【化学兵器の3分の2がシリアから搬出された】

化学兵器禁止機関(OPCW)事務局長アフメット・ウズムジュは、シリアから全ての化学兵器の備蓄の65パーセント以上が搬出されたと発表した。

「計画されたスケジュールの時期に合わせる為には、搬出される化学兵器の回数と量を大幅に増やさなければなりません」
彼は指摘した。
2014年7月、シリアには軍事用途の有毒物質が存在してはならない。

4月11日、ロシア原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、シリアから有毒物質の次の一団を搬出させた。
これは、同艦が参加した13回目の作戦であった。
シリア化学兵器の搬出は、今年1月から始まった。
作戦には、ロシアに加え、中国、デンマーク、ノルウェイ、フィンランド、アメリカ合衆国が参加した。

1992年9月3日、国連総会において、化学兵器禁止条約への署名が行なわれた。
シリアがこの条約へ署名したのは2013年10月13日であった。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2013年10月22日に遠距離航海へと出発しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは大西洋へ向かった]

10月31日、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海へ入った]

11月10日、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」からロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を引き継ぎました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]

12月27日、キプロス島南部のリマソールを訪問しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを訪れた]

12月30日、リマソールを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはキプロスを去った]

2014年1月7日、処分の為、国外へ搬出されるシリア化学兵器を積んだデンマークの貨物船の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始した]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船団を護衛した]

中国海軍からはフリゲート「ヤンチェン」(塩城)が参加し、「ピョートル・ヴェリキー」と協同で化学兵器輸送船の護衛任務を遂行しました。
[ロシア海軍と中国海軍はシリア化学兵器輸送船護衛の協同作戦を実施した]

1月25日、中国海軍フリゲート「ヤンチェン」と合同演習を行ないました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]

1月28日、シリアから搬出される化学兵器第2次輸送船団の護衛に参加しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第2次輸送船団を護衛する]

2月6日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領中華人民共和国シー・チンピン(習近平)国家主席は、地中海に居る「ピョートル・ヴェリキー」及び「ヤンチェン」と衛星通信で話しました。
[ロシアと中国の指導者は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー及びフリゲート塩城とテレビ電話で話した]

2月10日、第3次シリア化学兵器輸送船団の護衛を終えました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第3次輸送船団を護衛する]

2月12日、再びキプロスリマソール港を訪れました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは再びキプロスを訪れた]

2月14日、リマソール港に停泊中の「ピョートル・ヴェリキー」キプロス駐在ロシア大使キプロス国防相が訪れました。
[キプロス国防相は重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを訪れた]

ロシアの「祖国防衛者の日」である2月23日にも、「ピョートル・ヴェリキー」シリア化学兵器輸送船団の護衛任務を継続していました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器輸送船の護衛を続ける]

2月27日、第4次となるシリア化学兵器輸送船団シリアラタキアを出港しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはシリア化学兵器第4次輸送船団の護衛を開始する]

3月1日、第5次シリア化学兵器輸送船団の護衛を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは第5次シリア化学兵器輸送船団を護衛する]

3月4日、6度目となるシリア化学兵器輸送船団の護衛を開始しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは第6次シリア化学兵器輸送船団を護衛する]

その後の同艦の動向は公表されていませんでしたが、引き続きシリア沖化学兵器輸送船の護衛任務を遂行していました。
[ロシア北方艦隊の12隻の艦船が地中海に展開している]
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4月11日には、13回目の輸送船団護衛作戦を実施しました。
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