fc2ブログ

ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった

14-0415f.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月15日11時41分配信
【軍艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は地中海航海へ出発した】
ムルマンスク、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、火曜日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から数ヶ月間に渡る地中海への遠距離航海へと出発した。
北方艦隊の代理人ワジム・セルガは発表した。

彼によると、スタニスラフ・ヴァリク1等海佐が指揮する同艦は、大西洋を通過して地中海へ行き、ロシア海軍艦隊間グループへ補充される。

「大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフの航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍の軍艦の定期的滞在の再開というロシア連邦国防省の要望の枠組みにおいて実行されます」
艦隊の代理人は話した。

数日前、「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員は、バレンツ海北方艦隊海洋射爆場において一連の任務の仕上げを完了した。
対潜艦船員の遠距離航海の準備の為、ミサイル、砲、対潜兵器を使用した一連の戦闘訓練が成功裏に実施された。

海洋訓練の重要な段階の1つは、対潜航空機Il-38及びヘリコプターKa-27の乗員と協同での仮想敵潜水艦の捜索、追跡、撃破という課題の遂行であった。

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」乗組員は、以前にも地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員として任務を遂行している。
2013年、乗組員は140日間を海上で過ごし、27000海里以上を航行した。




ロシア北方艦隊所属の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2013年にも地中海、大西洋、カリブ海への遠距離航海を行なっています。
(2013年5月11日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは長期航海を終えて基地へ戻った]


現在、地中海東部には、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を筆頭に10数隻の艦船が展開しています。
[ロシア北方艦隊の12隻の艦船が地中海に展開している]

これらの艦は長期に渡り地中海に滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣される事になったようです。
関連記事
スポンサーサイト