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プーチン大統領は前ウクライナ海軍総司令官ベレゾフスキー少将をロシア黒海艦隊副司令官に任命した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月21日10時26分配信
【プーチンは元ウクライナ海軍総司令官をロシア連邦黒海艦隊司令官代理に任命した】

ウラジーミル・プーチンは、元ウクライナ海軍司令官デニス・ベレゾフスキーロシア黒海艦隊司令官代理に任命した。
該当する法令は、大統領のサイトに掲載された。

2014年4月20日にロシア大統領ウラジーミル・プーチンが署名した法令第258号によると、デニス・ワレンチノヴィチ・ベレゾフスキー少将はロシア黒海艦隊司令官代理に任命された。

デニス・ベレゾフスキーは、以前にウクライナ海軍司令官を務めていたが、2014年3月2日、イーゴリ・テニュフ国防相の指示により、その職位から解任された。
これは、少将がクリミア人民への忠誠を誓った後に決定された。
解任の公式な理由は「極端な状況下で軍の指揮統制が出来なかった」という事になっていた。
同日、ウクライナ検事総局は、デニス・ベレゾフスキー「国家反逆罪」で起訴した。
3月2日、少将はクリミア自治共和国海軍司令官の職位に任命され、3月24日、ロシア国防相セルゲイ・ショイグは、彼をロシア連邦黒海艦隊司令官代理に任命した。

法令第258号による担当者の配置換えでは、更に、ロシア連邦海軍少将イーゴリ・ウラジーミロヴィチ・スモリャクについても触れられた。
彼は、太平洋艦隊第36水上艦師団司令官の任を解かれ、P.S.ナヒーモフ記念黒海海軍高等学校の校長に任命された。


2014年3月初頭にウクライナ海軍総司令官に任命され、在任1日で「寝返った」デニス・ベレゾフスキー提督は、3月24日にロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将より黒海艦隊司令官代理(副司令官)に任命されると発表されました。
[前ウクライナ海軍総司令官ベレゾフスキー提督はロシア黒海艦隊副司令官に任命された]

しかし、ロシア連邦において、将官の人事はロシア連邦大統領による承認を受けなければ正式に発令しません。

今回、ウラジーミル・プーチン大統領は、デニス・ベレゾフスキー氏を黒海艦隊司令官代理に任命する法令へ署名し、晴れて正式に就任したという事です。
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