ロシア海軍太平洋艦隊はパキスタン海軍と合同演習を実施した


『イタルタス』より
2014年4月24日12時27分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はパキスタン海軍と海賊対処合同演習を実施した】
モスクワ、4月24日/イタルタス
太平洋艦隊艦船支隊はパキスタンのカラチ港への非公式訪問を完了し、その後、ロシア及びパキスタン海軍将兵は合同演習を実施した。
イタルタスは、東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。
「第1段階で大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフとパキスタンのフリゲート"アスラット"は合同機動演習を実施しました。
演習の第2部は海賊対処へ指向され、機動グループによる"容疑"船の臨検が行なわれました。
太平洋艦隊の海軍歩兵はフリゲート"アスラット"へ乗り込み、パキスタン将兵はロシア艦を訪れました」
マルトフは通知した。
総決算の後、互いの別離式典が開催され、両国の艦は会合コースから分かれた事を彼は指摘した。
ロシア艦のカラチ港への訪問中、太平洋艦隊の公式代表団はパキスタン海軍本部を表敬訪問し、パキスタンの特殊訓練センターと造船所を訪れた。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」をカラチのロシア総領事館の代表及びロシア外交団が訪れ、更にはパキスタン海軍将兵が訪れたと1等海佐は述べた。
彼は、4月19日、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」に率いられ、沿海地方異種戦力連合部隊司令官代理ウラジーミル・ドミトリエフ少将が指揮する太平洋艦隊艦船支隊は、パキスタン海軍並びにロシア海軍の関係に関する現代史において初めて非公式訪問の為にカラチへ寄港した事を想い起した。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」を中核とするロシア太平洋艦隊艦船支隊は、3月中旬にウラジオストクを出航しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ行く]
3月28日、多国籍海軍演習KOMODOに参加する為、インドネシアのバタム島に到着しました。
[ロシア太平洋艦隊は多国籍海軍演習KOMODOに参加する]
3月31日、南シナ海のナトゥナ(リアウ)諸島海域で海上演習が開始されました。
[多国籍海軍演習KOMODOが始まった]
海上での演習は4月2日まで続けられ、4月3日には演習の終了セレモニーが開催されました。
[多国籍海軍演習KOMODO-2014は続く]
4月8日、マラッカ海峡を通過してインド洋へ入りました。
[大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ入った]
4月19日、パキスタンのカラチ港を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はパキスタンのカラチを訪問する]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船のパキスタン訪問は続く]
訪問は4月23日まで続けられ、翌4月24日にパキスタン海軍との合同演習が実施され、両国の艦は別れを告げました。
今回、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」と合同演習を行なったパキスタン海軍のフリゲート「アスラット」は、2013年11月に黒海沿岸のノヴォロシースクを訪問しています。


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