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ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは起工された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月26日15時43分配信
【ロシア海軍の為の完全自動化給油船の建造が開始された】
モスクワ、4月26日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍の為の最新の完全自動化海洋給油船「アカデミック・パシン」の建造は、公開株式会社「ネフスキー船舶建造-船舶修理工場」で開始された。
土曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報供給部代表は伝えた。

「アカデミック・パシン」は、このクラスの新世代船であり、海洋及び大洋ゾーンにおける海軍戦力の支援のために使用される。
それは完全に自動化されており、海上航行中の3隻の艦へ同時に物資を補充する能力を有する。
このようなタイプの船は、約35年間に渡ってロシア海軍の為に建造されなかった。

「本日・2014年4月26日、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、プロジェクト23130中型海洋給油船アカデミック・パシンの起工式典へ出席しました。
同船は、ロシア連邦国防省の為に公開株式会社ネフスキー船舶建造-船舶修理工場で建造されます」

声明では、こう述べられた。

総司令官によると、給油船(アカデミック・パシン)は、ロシア連邦海軍の為に同工場が建造する6隻のシリーズのトップ船となる。
船の全長は130メートル、幅21メートル、吃水7メートル。
満載排水量14000トン、載貨重量9000トン。
船の乗組員は24名である。


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【「ネフスキー船舶建造-船舶修理工場」公式サイト】

ロシア海軍の為の新たな中型海洋給油船・プロジェクト23130に関しては、昨年(2013年)5月、建造所を決める為の入札の公募が発表されました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)が建造される]

その結果、サンクトペテルブルク近郊のシュリッセリブルク市に在るネフスキー造船所で建造される事になり、2013年11月に建造契約が締結され、2014年2月末にはプレートカットが始まりました。
[ロシア海軍の新型給油船(補給艦)プロジェクト23130のプレートカットが始まる]
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そして2014年4月26日、1番船「アカデミック・パシン」が起工されました。

「アカデミック・パシン」起工式典に出席したロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督によると、プロジェクト23130中型海洋給油船は6隻建造されるとの事です。


現在、ロシア連邦海軍に在籍する給油船(補給艦)は以下の通りです。
ただし、これらの船が全て稼働状態に置かれているわけではありません。

[太平洋艦隊]
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」(プロジェクト1559V)1978年就役
中型海洋給油船「ぺチェンガ」(ドゥブナ型)1979年就役
中型海洋給油船「イルクト」(ドゥブナ型)1975年就役
中型海洋給油船「イジョーラ」(プロジェクト160)1970年就役
中型海洋給油船「イリム」(プロジェクト160)1972年就役

[北方艦隊]
大型海洋給油船「セルゲイ・オシポフ」(プロジェクト1559V)1973年就役
中型海洋給油船「ドゥブナ」(ドゥブナ型)1974年就役
中型海洋給油船「ヴャージマ」(プロジェクトREF-675)1982年就役
中型海洋給油船「カーマ」(プロジェクトREF-675)1982年就役

[黒海艦隊]
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(プロジェクト1559V)1975年就役
中型海洋給油船「イマン」(プロジェクト6404)1966年就役
中型海洋給油船「コイダ」(プロジェクト577)1966年就役

[バルト艦隊]
中型海洋給油船「コラ」(プロジェクト160)1967年就役
中型海洋給油船「エリニヤ」(プロジェクト160)1968年就役
中型海洋給油船「レナ」(プロジェクト577)1966年就役


殆どの船は1960年代~1970年代に建造されており、既に船齢40年を超えております。

その代替として、まず手始めにプロジェクト23130中型海洋給油船が6隻建造されることになりました。
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