ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦セヴァストーポリの船体後部は進水した
- カテゴリ:ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル級
本日(2014年4月30日)、ロシアのサンクトペテルブルクで建造されている「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦「セヴァストーポリ」の後部が進水しました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリの船体後部は2014年4月末の進水を予定している]


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月30日11時43分配信
【バルト工場は「セヴァストーポリ」後部を進水させた】
2014年4月30日、汎用揚陸艦「ミストラル」級の後部はバルト工場で進水した。
6月16日、それはフランスのサン・ナゼール造船所STX社へ曳航される。
第2の「ミストラル」級ヘリコプター母艦「セヴァストーポリ」後部の進水式典には、バルト工場、統合造船業営団、ロソボロネクスポルト(ロシア兵器輸出公社)、ロシア連邦政府、そして更にフランスのDCNS社及びSTXフランスの代表が出席した。
後部のフランス造船所への移送は2014年6月16日に予定されており、そこで汎用揚陸艦の前部と結合される。
その時まではバルト工場の岸壁に係留されて艤装活動が行なわれ、船体後部が乾ドックに居る必要は無い。
ロシア海軍のニーズの為の「ミストラル」級2番艦は、フランスで2013年6月18日に起工され、同年7月4日、サンクトペテルブルクのバルト工場で「セヴァストーポリ」船体後部が起工された。
ロシアとフランスは、2011年6月に2隻の「ミストラル」級ヘリコプター母艦の建造契約へ署名した。
ロシア側の費用は12億ユーロである。
合意には、ロシアの造船所で2隻以上の「ミストラル」を建造する為のオプションが含まれているが、2012年12月、3隻目と4隻目のヘリコプター母艦の作成ををロシアは延期した事が明らかにされた。
汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートルである。
艦は18ノット(時速約33km)の速力の発揮が可能である。
航続距離は20000海里(約37000km)である。
乗組員は160名であり、ヘリコプター母艦は、更に450名を艦内に収容する事が出来る。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、同時に6機が離艦甲板へ展開できる。
ロシア連邦で3隻目と4隻目の「ミストラル」を建造する問題については、「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」の運用の結果により結論が下されなければならない。

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月30日11時56分配信
【新たな「ミストラル」後部の曳航には3週間以上掛からない】
2014年4月30日に進水した「ミストラル」級汎用揚陸艦後部のフランスのサン・ナゼール造船所STX社への曳航は、3週間以内に出来るだろう。
後部のフランス造船所への移送は2014年6月16日に予定されており、そこで汎用揚陸艦の前部と結合される。
その時まではバルト工場の岸壁に係留されて艤装活動が行なわれ、船体後部が乾ドックに居る必要は無い。
バルト工場で建造された部分の全長は94メートル、進水重量は6400トンになる。
それは大量の設備で満たされている:配管、断熱材、電気設備、換気・空調システム。
艦底には円筒型スクリュー舵機、後部及び側部傾斜路、ヘリコプターの為の昇降機、弾薬昇降機、格納庫ゲートが設置された。
工場で敷設された船内の配管系の総全長は11000メートルに達する。
第2の「ミストラル」級ヘリコプター母艦「セヴァストーポリ」後部の進水式典には、バルト工場、統合造船業営団、ロソボロネクスポルト(ロシア兵器輸出公社)、ロシア連邦政府、そして更にフランスのDCNS社及びSTXフランスの代表が出席した。
ロシア海軍のニーズの為の「ミストラル」級2番艦は、フランスで2013年6月18日に起工され、同年7月4日、サンクトペテルブルクのバルト工場で「セヴァストーポリ」船体後部が起工された。
ロシアとフランスは、2011年6月に2隻の「ミストラル」級ヘリコプター母艦の建造契約へ署名した。
ロシア側の費用は12億ユーロである。
合意には、ロシアの造船所で2隻以上の「ミストラル」を建造する為のオプションが含まれているが、2012年12月、3隻目と4隻目のヘリコプター母艦の作成ををロシアは延期した事が明らかにされた。
汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートルである。
艦は18ノット(時速約33km)の速力の発揮が可能である。
航続距離は20000海里(約37000km)である。
乗組員は160名であり、ヘリコプター母艦は、更に450名を艦内に収容する事が出来る。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、同時に6機が離艦甲板へ展開できる。
ロシア連邦で3隻目と4隻目の「ミストラル」を建造する問題については、「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」の運用の結果により結論が下されなければならない。
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]

ロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」(の前半部分)は、2013年6月18日にフランスのサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]
同艦の後半部分は、2013年7月4日にロシアのバルト工場(サンクトペテルブルク)で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]

そして今日(2014年4月30日)、バルト工場で建造された「セヴァストーポリ」後部は予定通りに進水しました。
今後はバルト工場の岸壁で残りの作業が進められ、6月16日にフランスのサンナゼールへ出発します。
曳航には約3週間掛かり、サンナゼール到着は7月中旬頃になります。
その後、サンナゼールで前部と後部が結合されて進水し、2015年にロシアへ引き渡され、ロシア本国の造船所へ回航されて兵装を取り付ける最終艤装が行なわれます。
ロシア海軍向け「ミストラル」級2隻の乗組員は、ロシア太平洋艦隊から集められます。
[ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する]
この2隻の為の埠頭の建設もウラジオストクで始まっています。
[ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった]
「セヴァストーポリ」に関しては黒海艦隊へ配備されるという情報も流布されていますが、これはロシア海軍から否定されています。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリ空母2番艦を黒海艦隊へ配備する計画は無い]
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリの船体後部は2014年4月末の進水を予定している]


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月30日11時43分配信
【バルト工場は「セヴァストーポリ」後部を進水させた】
2014年4月30日、汎用揚陸艦「ミストラル」級の後部はバルト工場で進水した。
6月16日、それはフランスのサン・ナゼール造船所STX社へ曳航される。
第2の「ミストラル」級ヘリコプター母艦「セヴァストーポリ」後部の進水式典には、バルト工場、統合造船業営団、ロソボロネクスポルト(ロシア兵器輸出公社)、ロシア連邦政府、そして更にフランスのDCNS社及びSTXフランスの代表が出席した。
後部のフランス造船所への移送は2014年6月16日に予定されており、そこで汎用揚陸艦の前部と結合される。
その時まではバルト工場の岸壁に係留されて艤装活動が行なわれ、船体後部が乾ドックに居る必要は無い。
ロシア海軍のニーズの為の「ミストラル」級2番艦は、フランスで2013年6月18日に起工され、同年7月4日、サンクトペテルブルクのバルト工場で「セヴァストーポリ」船体後部が起工された。
ロシアとフランスは、2011年6月に2隻の「ミストラル」級ヘリコプター母艦の建造契約へ署名した。
ロシア側の費用は12億ユーロである。
合意には、ロシアの造船所で2隻以上の「ミストラル」を建造する為のオプションが含まれているが、2012年12月、3隻目と4隻目のヘリコプター母艦の作成ををロシアは延期した事が明らかにされた。
汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートルである。
艦は18ノット(時速約33km)の速力の発揮が可能である。
航続距離は20000海里(約37000km)である。
乗組員は160名であり、ヘリコプター母艦は、更に450名を艦内に収容する事が出来る。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、同時に6機が離艦甲板へ展開できる。
ロシア連邦で3隻目と4隻目の「ミストラル」を建造する問題については、「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」の運用の結果により結論が下されなければならない。

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月30日11時56分配信
【新たな「ミストラル」後部の曳航には3週間以上掛からない】
2014年4月30日に進水した「ミストラル」級汎用揚陸艦後部のフランスのサン・ナゼール造船所STX社への曳航は、3週間以内に出来るだろう。
後部のフランス造船所への移送は2014年6月16日に予定されており、そこで汎用揚陸艦の前部と結合される。
その時まではバルト工場の岸壁に係留されて艤装活動が行なわれ、船体後部が乾ドックに居る必要は無い。
バルト工場で建造された部分の全長は94メートル、進水重量は6400トンになる。
それは大量の設備で満たされている:配管、断熱材、電気設備、換気・空調システム。
艦底には円筒型スクリュー舵機、後部及び側部傾斜路、ヘリコプターの為の昇降機、弾薬昇降機、格納庫ゲートが設置された。
工場で敷設された船内の配管系の総全長は11000メートルに達する。
第2の「ミストラル」級ヘリコプター母艦「セヴァストーポリ」後部の進水式典には、バルト工場、統合造船業営団、ロソボロネクスポルト(ロシア兵器輸出公社)、ロシア連邦政府、そして更にフランスのDCNS社及びSTXフランスの代表が出席した。
ロシア海軍のニーズの為の「ミストラル」級2番艦は、フランスで2013年6月18日に起工され、同年7月4日、サンクトペテルブルクのバルト工場で「セヴァストーポリ」船体後部が起工された。
ロシアとフランスは、2011年6月に2隻の「ミストラル」級ヘリコプター母艦の建造契約へ署名した。
ロシア側の費用は12億ユーロである。
合意には、ロシアの造船所で2隻以上の「ミストラル」を建造する為のオプションが含まれているが、2012年12月、3隻目と4隻目のヘリコプター母艦の作成ををロシアは延期した事が明らかにされた。
汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートルである。
艦は18ノット(時速約33km)の速力の発揮が可能である。
航続距離は20000海里(約37000km)である。
乗組員は160名であり、ヘリコプター母艦は、更に450名を艦内に収容する事が出来る。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、同時に6機が離艦甲板へ展開できる。
ロシア連邦で3隻目と4隻目の「ミストラル」を建造する問題については、「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」の運用の結果により結論が下されなければならない。
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]

ロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」(の前半部分)は、2013年6月18日にフランスのサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]
同艦の後半部分は、2013年7月4日にロシアのバルト工場(サンクトペテルブルク)で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]

そして今日(2014年4月30日)、バルト工場で建造された「セヴァストーポリ」後部は予定通りに進水しました。
今後はバルト工場の岸壁で残りの作業が進められ、6月16日にフランスのサンナゼールへ出発します。
曳航には約3週間掛かり、サンナゼール到着は7月中旬頃になります。
その後、サンナゼールで前部と後部が結合されて進水し、2015年にロシアへ引き渡され、ロシア本国の造船所へ回航されて兵装を取り付ける最終艤装が行なわれます。
ロシア海軍向け「ミストラル」級2隻の乗組員は、ロシア太平洋艦隊から集められます。
[ロシア太平洋艦隊はミストラル級2隻の乗組員を編成する]
この2隻の為の埠頭の建設もウラジオストクで始まっています。
[ウラジオストクでミストラル級ヘリ空母の為の埠頭の建設が始まった]
「セヴァストーポリ」に関しては黒海艦隊へ配備されるという情報も流布されていますが、これはロシア海軍から否定されています。
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリ空母2番艦を黒海艦隊へ配備する計画は無い]
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