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フランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリ空母に関する作業を中断していない

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年4月30日17時22分配信
【フランスはミストラルの作業を中断していない】

ミストラル級汎用揚陸艦建造の分野におけるロシアフランスの更なる協力に疑念が提起される事は無い。
2014年4月30日、フランス造船所「STXフランス」の代理人は表明した。

「STXフランス」造船所の生産部長ジャン・イヴ・ジョウエンは、ロシア・フランス間の政治的な不一致は、ミストラルの建造に関する更なる共同作業には影響を及ぼさないと指摘した。

「我々は、サンクトペテルブルクで実行されたセヴァストーポリに関する作業に満足しており、私共には新たな共同プロジェクトが待っている事を確信するものであります」
ジャン・イヴ・ジョウエン
は話した。

2014年3月、フランス外相ローラン・ファビウスは、2隻のミストラル級軍艦の建造に関する取引を一時停止するかもしれないと表明した事が想い起される。
彼によると、パリは、ウクライナ情勢が更に悪化した場合、それを行なうかもしれない。

その後、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは表明した。
フランスは、ヘリコプター母艦ミストラルの契約を破棄する可能性についての話をする前に、自身が被る損失について考える必要が有る。


[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
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ロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」(の前半部分)は、2013年6月18日にフランスサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]

同艦の後半部分は、2013年7月4日にロシアバルト工場(サンクトペテルブルク)で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]
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2014年4月30日、バルト工場で建造された「セヴァストーポリ」後部は予定通りに進水しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦セヴァストーポリの船体後部は進水した]


今後はバルト工場の岸壁で残りの作業が進められ、6月16日にフランスサンナゼールへ出発します。
曳航には約3週間掛かり、サンナゼール到着は7月中旬頃になります。

その後、サンナゼールで前部と後部が結合されて進水し、2015年にロシアへ引き渡され、ロシア本国の造船所へ回航されて兵装を取り付ける最終艤装が行なわれます。

1番艦「ウラジオストク」の建造も着々と進められています。
[ロシア海軍向けミストラル級の建造工事は当初の契約に沿って進められている]


2014年3月からのウクライナ危機に関連し、フランスロシアとの軍事技術協力の「大部分」を停止しておりますが、今回の記事に有る通り、既にロシアから金が支払われている「ミストラル」級の建造契約は「例外」として扱われています。
[フランスはロシアへのミストラル級輸出のキャンセルを考慮するかもしれないが、それを実行に移す事は多大なペナルティを伴う]
[フランスは今年10月にロシアへのミストラル級輸出の一時差し止めについて検討する]
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