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フランスはロシア海軍向けミストラル級の契約履行を2014年10月に完了する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年5月9日23時42分配信
【フランス外務省トップ:「ミストラル」売却は10月に決定される】
モスクワ、5月9日-ロシア通信社ノーボスチ

金曜日、フランス外相ローラン・ファビウスは、『ワシントンポスト』紙のインタビューに対し、同国政府は今年10月にロシアへの「ミストラル」売却契約を継続するか、中止するのかを決定すると表明した。

「多くの人々がロシアとの商業的利益を有しております。
このケースについて、政府は10月に決定を下します」

制裁が強化された場合、フランスロシアへのヘリコプター母艦「ミストラル」型強調文の売却契約を一時停止するか、或いは継続するのかについての問題について検討するのかという質問に対し、ファビウスはこう答えた。

5月9日、NATO事務総長アナス・フォー・ラスムセンは、組織としてのNATOロシアとの軍事協力を中止した事を確認した。
同時に、彼は、フランスヘリコプター母艦「ミストラル」ロシアへの売却の撤回及びロシア軍の演習へのフランスドイツの対応について話し、全ての加盟国が別個に実施する事を推奨した。
5月8日、アメリカ合衆国は、ロシア海軍の投射力を他の海域で増大させる可能性を高める「ミストラル」売却に反対し続ける事を表明した。

2011年、ロシアフランスは、ロシア海軍の為に2隻のヘリコプター母艦「ミストラル」型を建造する12億ユーロの契約を締結した。
艦はフランスサンナゼールSTX造船所で建造される。
1番艦「ウラジオストク」は進水しており、2014年末に、2番艦「セヴァストーポリ」は2015年にロシア海軍へ納入される計画である。

軍艦「ミストラル」型の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートル、18ノットの速力発揮を可能とする。
航続距離は最大で20000海里。
乗組員170人の他、ヘリコプター母艦は更に450人を収容可能である。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、このうち同時に6機を離艦甲板へ展開できる。


『イタルタス』より
2014年5月10日16時59分配信
【オランド:ロシア連邦との「ミストラル」に関する契約は、変更されずに履行されており、10月には完了する】
パリ、5月10日/イタルタス特派員ミハイル・チモフェーエフ

「ミストラル」に関するロシアとの契約上の義務の履行は、「現在」変更されていない。
ドイツを訪問中のフランス大統領フランソワ・オランドは表明した。

「この契約は2011年に署名されました。
それは履行されており、10月には完了します。
現在、それは、如何なる改訂も受けておりません」
フランス大統領
は表明した。

2011年6月、ロシアフランスは、2隻のヘリコプター母艦「ミストラル」級の建造契約に署名した。
同プロジェクトの費用は12億ユーロである。
作業は、フランスDCNS社ロシア統合造船業営団で構成されるコンソーシアムにより行われる。


[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
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今年3月、フランス外相及び国防相は、ウクライナ危機に関連し、ロシアへの「ミストラル」級売却の一時停止の可能性について述べています。
[フランスはロシアへのミストラル級輸出のキャンセルを考慮するかもしれないが、それを実行に移す事は多大なペナルティを伴う]
[フランスは今年10月にロシアへのミストラル級輸出の一時差し止めについて検討する]

しかし実際には、ロシア海軍向け「ミストラル」級の建造工事は予定通りに進められています。
[フランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリ空母に関する作業を中断していない]


そして5月9日、フランス外相ファビウス氏は、改めてロシアへの「ミストラル」級売却を中止するか否かを今年10月に決定すると述べています。

フランス大統領オランド氏は、その翌日(5月10日)、ロシアへの「ミストラル」級売却契約は、今年10月に完了すると述べました。

現在、ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」フランスで航海試験を行なっており、6月1日にはロシア海軍の乗員団が到着し、同艦の操作訓練を開始します。
「ウラジオストク」は、11月1日までにロシアへ回航される予定です。

2番艦「セヴァストーポリ」は、4月30日にロシアの造船所で建造された船体後部が進水し、7月にはフランスサンナゼールへ回航され、ここで建造中の船体前部と結合されます。
こちらは、来年(2015年)にロシアへ回航される予定です。
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