修理中のヴィクターIII級原潜オブニンスクは進水した
- カテゴリ:ロシアの潜水艦

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年5月20日13時09分配信
【原子力潜水艦「オブニンスク」は進水した】
2014年5月16日、艦船修理工場「ネルパ」(艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」支所)は、プロジェクト671RTMK原子力潜水艦「オブニンスク」を進水させた。
「ズヴェズドーチカ」広報サービスは発表した。
5時間に渡るドック(出渠)作業の後、既に「オブニンスク」は海上での修理の最終段階が実施される岸壁に係留されている。
原子力潜水艦「オブニンスク」の技術的状態の回復作業は2014年に完了する予定である。
「オブニンスク」はプロジェクト671RTMK「シチューカ」多目的原子力潜水艦であり、カルーガ州のオブニンスク市に因んで命名された。
原子力潜水艦の進水は1989年8月5日に実施された。
1989年、潜水艦は受領試験を受ける為にセヴェロドヴィンスクへ移動し、1990年12月30日、(海軍の)編制へ加入した。
1991年2月28日、北方艦隊の編制へ含まれた。
水中高速原子力潜水艦プロジェクト「シチューカ」(の速力)は31ノットに達する。
運用潜航深度:400メートル、自立行動期間:80日、乗組員:96名。
ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト671RTM/RTMK「シチューカ」(NATOコード名ヴィクターIII)】
【K-138、B-138「オブニンスク」】

B-138「オブニンスク」は2011年から艦船修理工場「ネルパ」で修理されていましたが、5月16日にドックを出渠しました。
今回の記事によると、修理は今年末までには完了するとの事です。

現在、ロシア海軍には4隻のプロジェクト671RTMKが在籍しており、当面の間は現役に留まります。
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