ロシア海軍太平洋艦隊艦船はスリランカを訪問する

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2014年6月5日13時01分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はスリランカのコロンボ港への寄港を準備する】
インド洋で戦闘勤務の課題を遂行している太平洋艦隊艦船支隊は、6月6日、非公式訪問の為にコロンボ港(スリランカ)へ寄港する。
3日間に乗組員へ休養、艦船の機器検査、更には文化的-見学活動の為の時間が提供される。
これは、外国の港への太平洋艦隊将兵の3度目の寄港である。
4月、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」乗組員は、最近の歴史上初めてパキスタンのカラチ港を訪れ、パキスタン海軍の艦と対海賊演習を実施した。
そして5月下旬、非公式訪問の為にセーシェル諸島共和国のヴィクトリア港を訪れた。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、給油船「イルクト」、救助曳船「アラタウ」で構成され、ウラジーミル・ドミトリエフ少将が指揮する太平洋艦隊艦船支隊は、今年3月中旬から太平洋、そしてインド洋での戦闘勤務に就いている事が想い起される。
6月9日、支隊はコロンボ港訪問を完了し、インド洋で対海賊当直を続ける。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」を中核とするロシア太平洋艦隊艦船支隊は、3月中旬にウラジオストクを出航しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ行く]
3月28日、多国籍海軍演習KOMODOに参加する為、インドネシアのバタム島に到着しました。
[ロシア太平洋艦隊は多国籍海軍演習KOMODOに参加する]
3月31日、南シナ海のナトゥナ(リアウ)諸島海域で海上演習が開始されました。
[多国籍海軍演習KOMODOが始まった]
海上での演習は4月2日まで続けられ、4月3日には演習の終了セレモニーが開催されました。
[多国籍海軍演習KOMODO-2014は続く]
4月8日、マラッカ海峡を通過してインド洋へ入りました。
[大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ入った]
4月19日、パキスタンのカラチ港を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はパキスタンのカラチを訪問する]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船のパキスタン訪問は続く]
訪問は4月23日まで続けられ、翌4月24日にパキスタン海軍との合同演習が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はパキスタン海軍と合同演習を実施した]
5月初頭からアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはアデン湾で海賊対処任務に就いた]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは5隻の民間船を護送した]
5月23日、セーシェル諸島を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはセーシェルを訪れた]
そして6月6日、スリランカのコロンボ港を訪れます。

ロシア海軍は、2008年10月の警備艦「ネウストラシムイ」以降、16回に渡りアデン湾へ海賊対処部隊を派遣しています。
[ロシア海軍はソマリア沖海賊対処任務を続ける]
1:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
2:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」(太平洋艦隊)
3:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(太平洋艦隊)
4:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(太平洋艦隊)
5:大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」(北方艦隊)
6:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
7:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
8:大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(北方艦隊)
9:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」(太平洋艦隊)
10:大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)
11:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(太平洋艦隊)
12:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(太平洋艦隊)
13:大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
14:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
15:大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)
16:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
今回の「マルシャル・シャーポシニコフ」で通算17回目になります。
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