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ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年6月23日19時45分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は進歩したセキュリティシステムを受け取った】

(2014年)6月下旬、ロシア連邦海軍は新たな原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」を軍備採用した。
同艦の為、特別にコンツェルン『電波電子技術』は、原子炉の放射線レベルをコントロールし、乗員へ警告する為のユニークな多目的情報管理システムを作成した。


多目的用途情報管理システムは、クルスク工場「マヤーク」において原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」の為に特別に生産された。
このマルチプロセッサシステムは3層構造で構成されており、放射性環境の記録及び船内緊急事態の警告の為に意図されている。
多目的用途情報管理システムのお蔭で、潜水艦の乗組員は速やかに脅威についてのシグナルを受け取り、必要な措置を取る為の時間が与えられる。

システムには、検出装置、パワーユニット、エアフローリレー、交換部品一式、工具が含まれている。
多目的用途情報管理システムは、放射線-化学的環境の連続的な自動遠隔監視を実行し、更には、放射線量と、緊急事態発生エリアへの乗組員の滞在時間を予測する事が出来る。
加えて、このシステムは、コントロール対象の情況に関する情報を提供し、意思決定の為の勧告、更には、自動モードで定期的な自己診断を実施する。

同社では、更に「セヴェロドヴィンスク」へ放射線量計、線量計ラジオメーターを設置した。
これは、表面機器、乗組員の衣類、靴、肌の汚染、アルファ核種、ベータ核種、更には、中性子放射線束密度の熱領域、中間領域、高速領域を表示し、中性子線やガンマ放射線の危険量を測定する為に意図されている。
この装置は、入力された測定値をコンピュータに記憶し、その後にベースデータの数値を記入する事が出来る。

原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、最も新しく、最も低騒音なロシアの潜水艦である。
同艦は北方艦隊対空母師団へ編入され、ザオゼルスク市に駐留する。
弾道ミサイルを搭載しない多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局「マラヒート」で設計された。
潜水艦「セヴマシュ」で1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水した。


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]

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「セヴェロドヴィンスク」原子炉に関しては確たる情報が無く、第4世代単一ブロック型原子炉KTP-6(KPM)、或いは、第3世代原子炉OKB-650V~おそらくは、未完成の第3世代原子力潜水艦用に製造されたものを流用~などと言われています。
(最近では、OK-650V搭載説が有力視されている)

いずれにせよ、「セヴェロドヴィンスク」原子炉に付随するセキュリティシステムに関しては、今回の記事の通り、最新のものが搭載されている事は確かなようです。
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