プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクは最初の航海試験を終えた
- カテゴリ:プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)

『イタルタス』より
2014年6月25日10時25分配信
【黒海艦隊の為の1隻目の潜水艦「ノヴォロシースク」はバルト海の試験から戻った】
モスクワ、6月25日/イタルタス
ディーゼルエレクトリック潜水艦のトップ「ノヴォロシースク」(プロジェクト636.3「ワルシャワンカ」)は、バルト海での航海試験の第1段階を終えてサンクトペテルブルクへ戻った。
水曜日、イタルタスは防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。
以前に報じられたように、潜水艦は5月30日にバルチースクへ向かった。
この時点で、同艦はサンクトペテルブルクでの係留試験と、機雷からの保護の為、磁力消去の特別な手順を経過していた。
「潜水艦は6月22日にサンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所へ戻りました。
バルト海での航海試験の最初の部門は完了しました」
対談者は話した。
彼は、現在、専門家が得られた試験の結果を総括していると説明した。
彼によると、海洋において、様々なモードでの全てのシステム及びメカニズムの動作、潜水艦の航行速力が検証された。
情報提供者は、潜水艦が再び海へ出る時期が何時になるのかについては説明しなかった。
全ては、一般的なトップ艦の試験において明らかにされる問題点の改善及び修正量により決まる。
その後に、「ノヴォロシースク」は黒海艦隊へ納入する準備が整う。
以前、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、海軍の潜水艦の受領は「試験が終了した後でのみ」予定されているとイタルタスへ伝えた。
[6隻の「ワルシャワンカ」]
黒海艦隊の為に合計で6隻の「ワルシャワンカ」型潜水艦が建造される。
チルコフによると、「部隊は完全に編成されます」
更に、これらは、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊のポテンシャルを強化する。
「ノヴォロシースク」は2010年8月に起工され、同プロジェクト潜水艦の2隻目「ロストフ・ナ・ドヌー」と3隻目の「スタールイ・オスコル」は2011~2012年に起工され、4隻目の「クラスノダール」は2014年2月に起工された。
このプロジェクトの潜水艦は第3世代に属しており、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)の専門家により設計された。
それは、世界で最も静粛な潜水艦の1つと見られており、以前のプロジェクトと比べ、より高い戦闘効率を有する。
潜水艦の水中速力-20ノット、最大潜航深度-300メートル、自立行動期間-45日、乗組員-52名、水中排水量-約4000トン。
[プロジェクト06363潜水艦]
プロジェクト06363潜水艦の1番艦B-261「ノヴォロシースク」は2010年8月20日に起工され、2013年11月28日に進水しました。
[プロジェクト06363(改キロ級)潜水艦ノヴォロシースクは進水した]
その後、航海試験の準備が進められていました。
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはバルト海での海洋試験を準備する]
5月末に工場航海試験が開始されました。
[プロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクの航海試験が始まった]
そして6月22日、最初の航海試験は完了しました。
「ノヴォロシースク」は今年末までに黒海艦隊の基地へ配備される予定です。
[ロシア海軍黒海艦隊は2014年末に新造潜水艦と新造フリゲートを受領する]
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