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ロシア海軍は2015-2018年に4隻の新世代掃海艦プロジェクト12700を受領する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2014年6月26日9時00分配信
【ロシア海軍の機雷掃海部隊へ新世代艦が補充される】

6月27日13時00分、サンクトペテルブルク公開株式会社「中部ネヴァ川造船工場」において、新世代の対機雷防衛艦のトップ「アレクサンドル・オブホフ」(プロジェクト12700)の進水式典が開催される。

同艦のロシア海軍への引き渡しは、2015年第4クオーター(10-12月)に予定されている。
それは、海軍基地周辺海域において艦艇の行動の安全を保障する為の機雷の発見-破壊の為に意図されている。

対機雷防衛艦「アレクサンドル・オブホフ」北方艦隊への加入が予定されている。
近い将来には、締結された契約に従い、海軍の為に同様の艦が更に3隻建造される。

艦の名前となった「アレクサンドル・オブホフ」は、名誉と栄光あるバルト艦隊の艦艇乗員であるソヴィエト連邦英雄A.A.オブホフ(1917-2009年)から採られた。

艦の排水量は890トン、全長-61メートル、幅-10メートル、満載排水量での速力-16.5ノット、乗組員-44名。
艦は機雷に対処する為、様々な掃海器具、更には、遠隔操作及び自立行動無人潜水装置を使用できる。

掃海艦「アレクサンドル・オブホフ」はシリーズのトップ艦であり、2014年4月、公開株式会社「中部ネヴァ川造船工場」は、同プロジェクトの生産艦3隻を建造する為のロシア連邦国防省との契約に署名した。
契約条件に基づき、生産艦は2016年から2018年までの間の納入が計画されている。


掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は2011年9月22日にサンクトペテルブルク中部ネヴァ川造船所で起工されました。

プロジェクト12700の船体はガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は2014年6月27日に進水する予定であり、その後、2015年末までにロシア海軍へ引き渡され、北方艦隊へ編入されます。

更に3隻の同型艦の建造契約は既に締結されており、こちらは2016-2018年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
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